掲載日:2012年01月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
サンスター技研のスプロケットなどを販売する国美コマースから、市販品最高レベルのブレーキディスクが発売された。この製品、’10年からヨシムラジャパンと共同で開発されたもので、翌’11年にGSX-Rシリーズのレーシングキットパーツとして、全世界で同時採用されている。
最大のポイントは、スリット内に設けられたホールにある。このワークスグルーブ形状の溝がブレーキダストと摩擦熱を効果的に排出、サーキットの連続周回走行において熱ダレしにくく、安定したブレーキタッチをキープする。また、特に高い速度域において、コントロール性に優れた特性にもなっているという。
適合車種は、GPZ900RやZZR1100、ハヤブサ1300など、主力スポーツモデル用を幅広くラインナップ。また、特別仕様として、ヨシムラ・リミテッドも用意される。最高峰のブレーキフィーリングを体感したいライダーは、このワークス・エキスパンドに要注目なのだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
左がフロント用、右がリヤ用。ご覧の通り、リヤもフローティング方式というのが、この製品で注目すべき点だ
外周に向かって少しずつ幅が広くなるスリット内にホールを設け、ブレーキダストと摩擦熱を効果的に排出する
こちらは、ワークス・エキスパンドの特別仕様“ヨシムラ・リミテッド”。アウターローターのデザインが微妙に異なるほか、フローティングピンにもヨシムラのロゴを配する。ハヤブサ用に続き、ZRX1200/1100用を2011年12月中旬よりリリース。価格はフロントが6万900円(1枚)、リヤが4万3050円
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