掲載日:2011年11月01日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
バーハンドルキットやローダウンリンクロッド、ハンドルアップスペーサーなどなど、矢継ぎ早にニンジャ1000用のアイテムを充実させている日本ビート工業から、本命とも言えるフルエキゾーストマフラーがデビューした。
今年度、ビートはカワサキと共同開発した新型ZX-10R用のレーシングキットマフラーを販売しており、これに使われているものと同形状のサイレンサーを採用しているのが、このナサートEVOの大きなポイントだ。内部はパルスコーンシステムによるストレート排気となっており、特有のクリアなサウンドを実現している。外筒はチタン製で、色はクリアチタンとブルーチタンの2種類。もちろん、専用ハニカム触媒が内蔵されて、車検にも対応する。
エキパイもチタン製で、集合方式は4-2-1-2という手の込んだもの。O2センサー用のネジ穴をあらかじめ設けるほか、装着したままでオイル&フィルター交換が可能。さらにノーマルステップとの併用もOKとなっている。
重量はSTD比でマイナス8㎏となる約6・5㎏、気になるパワーは後軸で約14psアップするという。価格は25万2000円、性能を考えると納得の逸品と言える。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
六角断面のナサート・エヴォリューションサイレンサー。パルスコーンシステムによるストレート排気が濁りのないサウンドを実現する。外筒は写真のブルーのほかにクリアチタンを用意
テールパイプの末端に専用ハニカム触媒を内蔵。排ガス規制をクリアする
エキパイもチタン。ヒートフィニッシュによる発色が所有欲をかき立てる
溶接の美しさはトップクラス。ピークパワーがアップするだけでなく、ローギヤでのコントロール性も優秀という。なお、4番エキパイとアンダーカウルが干渉するので、要加工とのこと
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