掲載日:2011年10月04日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
ビッグ目の字断面や5角断面などの特注アルミ押し出し材を用いたオーダーメイドのアルミスイングアームや、美しさと強度を兼ね備えたアルミビレットパーツ、そしてコンプリートマシンの製作など、本誌読者には説明不要なほどお馴染みとなっている宮崎のウイリー。その削り出しパーツは、切削後に残る筋までもデザインに採り入れており、その美しさは他の追従を許さないほどだ。
そんなウイリーから新作パーツが登場した。紹介するのはCB1300シリーズおよびCB1100用のクラッチカバーとパルサーカバーだ。まずは写真をじっくりと見ていこう。丸みを帯びたデザインは、ホンダ車の雰囲気にベストマッチと言えるもので、もちろん切削痕も溜息が出るほどに美しい。そして、一度装着してしまうと見ることのできない裏面にもぜひ注目してほしい。材料は、航空機やロケットなどにも使われるという熱強度の高いAP2000材で、熱歪みが少ないためオイル漏れを起こしにくいのが特徴だ。
このほか、ニンジャ系のエンジンに対応したACGカバーも同時発売された。装着するだけで愛車の質感が高まるウイリーのビレットパーツ、これはお勧めだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
モトGPマシンにも通じる美しい切削痕。AP2000材をNCで削り出しており、仕上げはバフとシルバーアルマイトの2種類から好みで選べる(同価格)
裏面には軽量化のために極限まで削り込みつつ、強度を落とさないようにリブを設けている。AP2000材は熱歪みが少ないので、ここまで削り込める
エンジンオイルのフィラーキャップも、もちろん削り出しで美しいもの
ニンジャ系/ZRX系/ZZR系用のACGカバーも同時に新登場。こちらは2ピース構造で、A2017S材を使う。バフ、シルバーアルマイトともに3万8850円
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