掲載日:2011年07月26日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
完成品に近いデザイン型による熱間特殊鍛造および、リム部分のスピニングによる熱間圧延鍛造により、軽さと強度、そして精度を高次元でバランスさせたのが、アドバンテージのイグザクトホイールだ。
ラインナップの豊富さでも知られるこのシリーズ、実はこれまでカワサキのニンジャ250R用は存在せず、オープンもて耐などのレースに出るユーザーから要望の声が多く寄せられたという。
アドバンテージ代表・中西さんは、あまりパワフルとは言えないニンジャ250Rの動力性能を少しでも補ってあげたい、との思いから、超軽量なGPモノ用をベースに製作することを決定、完成したのが写真の製品というわけだ。あくまでもサーキットユースが前提なので、国土交通省の安全基準である記号“JWL”の刻印はないが、その分、軽量に仕上げられているため、手にした瞬間にノーマルとの違いが歴然とする。
次回はもっといいタイムで走りたい……。そんなサンデーレーサーのマストアイテムと言えよう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
前後ともSTDのブレーキディスクがそのまま移植可能。ハブの切削加工およびアルマイト処理が美しく、精度が高いであろうことは見ていて分かる
43TのドリブンスプロケットはSTDと同じ歯数。チェーンサイズも520と共通で、ボルトオンで使用可能
リムサイズはフロントのみ2.75から2.50へ。リヤは3.50で共通。JWLの基準にとらわれることなく、可能な限り軽量に作られているのがポイントだ
空気を入れやすいL型バルブを採用する。小排気量車用とはいえ、細部も手を抜かないのがアドバンテージだ
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