【スズキ GSX-S750ABS】日常域でエキサイティングに駆ける喜びが実感できるストリートスポーツモデル

掲載日：2019年05月29日試乗インプレ・レビュー

取材・文／栗栖国安　写真／井上演

スズキ GSX-S750ABS特徴

スポーティでアグレッシブなフォルムが
GSX-R譲りの走りの良さを表現

スズキ GSX-S750ABSの試乗インプレッション

GSX-S750ABSは、長い歴史を誇るスーパースポーツGSX-R750をベースにしたストリートモデルだ。高性能な水冷直4は、細部に至るまで徹底的に見直しを図り、最高出力、最大トルクともにそのスペックを抑え、発生回転数も低くしている。しかしそれは、パワーダウンさせたというのとは違う。ストリートで日常的に多用する低中回転域で、力強いエンジン特性を発揮させるように変更したものだ。これによりGSX-R譲りのハイパフォーマンスが身近な領域で体感できるようになっている。

スズキ GSX-S750ABSの試乗インプレッション

さらに3モードトラクションコントロールを導入し、走行条件に合わせて最適なトラクションが選択可能。サーキットと異なりさまざまな路面状況を走るストリートでは、この装備が走行性と安全性に大きく貢献し、不安なく走りを楽しむことができるのだ。スタイリングはアグレッシブだが、アップハンドルにより快適なポジションに設定。市街地走行からツーリング、そしてワインディング走行と幅広い用途に適応するものとしている。

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