掲載日:2018年10月31日 試乗インプレ・レビュー
写真/BRP JAPAN 取材・文/青木タカオ
まず、そのスタイリッシュな姿に圧倒されてしまう。フロント2輪、リア1輪という特殊さだけでなく、近未来からタイムワープしてきたかのような先進的なフォルムに目が離せない。洗練されたデザインは、SF映画にそのまま使えそうだ。2007年に発売したスパイダーも、これまで何度も試乗してきたが、車体がよりシンプルで見てすぐに軽快感を感じる。
スパイダーのパワーユニットはロータックス製の1330cc直列3気筒だったが、ライカーが搭載するエンジンは900cc直列3気筒か、600cc直列2気筒のいずれか。今回乗ったのは900ccモデルで、ロードスポーツであるスタンダードに加え、サスペンションストロークがより長くダート走行も想定した「RALLY EDITION」もラインナップされた。2日間のテストライドで、両車ともじっくり乗ることができたから嬉しい。
スパイダーはロードスターとしてF3系、スポーツツーリングにRT系という布陣で、トランスミッションは6速セミオートマチックかマニュアルミッションだったが、ライカーではCVTを搭載し、オートマ化。よりライディングをイージーにしている。思い立ったらいつでもすぐ乗れる、そんな手軽さがあるのだ。
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