ヤマハ MT-03

MT-03
YAMAHA

250cc仕様と共通の車体でよりパワフルなヤマハMT-03をインプレッション

掲載日:2017年08月07日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/田宮 徹

ヤマハ MT-03 特徴

比較的シンプルな車体構成で
軽量で扱いやすいボディにまとめる

ヤマハ MT-03の試乗インプレッション

海外市場では現在、以前の250ccクラスから少し排気量を拡大した、300cc前後の機種がコンパクトスポーツクラスの主流となっていて、国内ブランドもこれに力を入れているが、このうち日本市場でも正規ラインナップしているのはヤマハのMT-03とYZF-R3のみとなっている。日本では、排気量が250ccを超えると車検を取得する必要がある点がデメリットだが、一方で同じ車体でエンジン出力が増すことで、余裕が生まれるというメリットがある。

ヤマハ MT-03の試乗インプレッション

MT-03の場合、YZF-R3用をベースとしたスチール製フレームに、MT-25よりも排気量が71cc増となるよりショートストロークなエンジンを搭載している。当然ながら吸排気系やECUなどは各排気量ごとに最適化されているが、車体の構成は基本的に同一で、カタログスペック上の車重も165kgと同じ。それでいて、最高出力は6馬力、最大トルクは0.7kgmもアップしている。

なお、YZF-R3はABS仕様のみが設定されているが、逆にMT-03はABSのないタイプのみで、この違いもあってMT-03はYZF-R3より4kg軽い。

MT-03の試乗インプレッションは次ページにて

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