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ヤマハ FJR1300AS

ヤマハ FJR1300AS – 高い快適性とスポーツ性能を両立させたフラッグシップ・ツアラー

掲載日:2016年12月15日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/佐賀山敏行  写真/井上 演

詳細写真

スクリーンは電動式で、無段階で高さの調整が可能。天候や気温、高速道路に街中など、シーンによって気軽に高さを変えることができる。最も高くすると、上半身をほぼ覆ってくれる。

シートの高さは2段階で変更可能。高い状態で825mm、低い状態で805mmとなる。

サイドバッグは簡単に取り外しが可能。ツーリング先では宿にそのままバッグを持ち込める。バッグを外した状態だと車体はスポーティーな雰囲気に。

カウル内側にある小物入れはメインキーと連動しており、キーをオフにすれば自動的にロックされる。中には12VのDC電源が装備されており、スマホの充電などに便利だ。

マフラーは2本出し。2次駆動はメンテナンスフリーのシャフトドライブを採用している。純正タイヤはFJR1300ASのために開発された専用タイヤだ。

クラッチ操作を自動的におこなうYCC-Sを採用。変速はライダーが操作するのでスポーティーな気分はそのまま。ペダルのほか、左スイッチボックスのレバー(スイッチ)でも操作が可能。

リアキャリアを標準装備。車体のシルエットを崩さないシャープなスタイリングで、実用性とデザイン性を両立させている。大型のグラブバーはパッセンジャーにやさしい装備だ。

多機能スイッチに3連メーターなど、まさにコックピットと呼ぶにふさわしいハンドル周り。ハンドルポジションは前後30mmの範囲で3段階の調整が可能。

水冷並列4気筒DOHC4バルブ、排気量1,297ccのエンジンは最高出力147PSを発揮。大きな車体をグイグイと引っ張っていく。

テールユニットだけでなく、ヘッドライトやナンバー灯など、灯火類はすべてLED化され、バッテリーへの負担を軽減。車体デザインのポイントにもなっている。

モデルの身長は175cm。シートを低い位置にセットした状態だと片足はかかとまで地面に接地する。上体が起きた自然なライディングポジションは、長時間の運転でも疲れづらい。

SPECIFICATIONS - YAMAHA FJR1300AS

ヤマハ FJR1300AS 写真

価格(消費税込み) = 183万6,000円
※表示価格は2016年12月現在

「ダイナミックツーリング」をコンセプトに、高い快適性とスポーツ性能を両立させたヤマハのツーリングモデル。クラッチ操作が不要なYCC-Sを装備する。

■エンジン型式 = 水冷直列4気筒 DOHC 4バルブ
■総排気量 = 1,297cc
■ボア×ストローク = 79.0×66.2mm
■最高出力 = 108kW(147PS)/8,000rpm
■最大トルク = 138N・m(14.1kgf・m)/7,000rpm
■トランスミッション = 6速リターン
■サイズ = 全長2,230mm×全幅750mm×全高1,325mm
■車両重量 = 296kg
■シート高 = 805mm/825mm
■ホイールベース = 1,545mm
■タンク容量 = 25リットル
■Fタイヤサイズ = 120/70ZR 17M/C (58W)
■Rタイヤサイズ = 180/55ZR 17M/C (73W)

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