

掲載日:2015年09月17日 試乗インプレ・レビュー
レポート/和歌山 利宏 写真/徳永 茂 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
4軸構成でクランク逆回転の水冷並列3気筒の基本は他モデルと変わらないが、専用ピストンの採用で低圧縮比化、カムシャフトも低中回転型の専用品だ。また、4速以上をワイドレシオ化している。クラッチを油圧式として、クラッチカバー部のレバー、カム類を廃し、カバー部を20mm幅小化することはストラダーレと同じ。フレームはパイプワークの基本を踏襲しつつ、トラス部の縦幅を拡大している
前後サスペンションのストロークは160/165mmストラダーレの150/150mm、リヴァーレの150/130mmよりも大きい)。ブレンボのラジアルマウントキャリパー、φ320mmディスクはストラダーレから受け継ぐものだ。ボッシュ9プラスのABSにはリアのリフトアップ防止機能も備わる
ザックス製のリアサスペンションユニットは、伸圧減衰力、プリロード調整式で、プリロードは油圧によるリモート調整式を採用している
アルミ鋳造製の片持ちスイングアームの基本形状は他モデルに準じるものだが、F3などよりもアーム長は15mm大きい(ストラダーレは30mmロング)。10本スポークホイールの基本デザインはストラダーレから引き継がれるが、リヤのリム幅は5.5インチに対し6.0インチ
ヘッドライトはフルLEDで、周囲を昼間走行灯が囲むデザイン。ウィンドシールドは走行中も片手で、60mmの幅で高さを調整できる
メーターはフルカラー式。ブルートゥース装備でスマホと連携可能
燃料タンク容量は、ストラダーレの16Lに対し22Lと大きい
シートは幅広。高さは850mmでストラダーレの870mmよりも低い
日本仕様ではパニアケースは標準装備品。片側容量30Lの大容量
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