

掲載日:2015年02月12日 試乗インプレ・レビュー
レポート/和歌山 利宏 写真/MV AGUSTA Motor S.p.A. 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
F3と同じデュアルインジェクターを採用。ミクニ製スロットルボディは、標準型ではφ47mm径だが、RRはF3と同じφ50mm径とし、エアボックスやマフラーにも改良を施し高出力化を実現した。オートシフターはEAS2.0に進化、電子制御スロットルと連動し、ギヤダウンでのオートシフトを可能となった。また、F3と同じスリッパークラッチも装備。RRではエンジンは黒色、シリンダーヘッド部は赤色塗装となる
スポークホイールのリムはアルミ鋳造製で、タイヤはチューブレスだ。リヤは片持ちの上、スポーク取り付け位置がオフセットしているため、実車の印象は写真で見る以上にインパクトも強烈だ。フロントフォークはマルゾッキのφ43mm倒立式。圧側減衰力を左フォークで、伸側を右フォークで発生する方式であることは標準型と変わらないが、インナーチューブにはDLCコーティングされたアルミ製が採用された。軽量で作動性も向上しているという。アウターチューブには赤アルマイトが施される。ブレーキの基本は標準型から変わらないが、RRはアンチジャックナイフ機能付きABSを採用、キャリパーはシルバー仕上げ
スイングアームはF3とも共通のアルミ鋳造製の片持ち式だ
リヤショックも標準型と同じザックスのフルアジャスタブル式
標準型と同じくバックミラーはバーエンド式。RRは調整式のステアリングダンパーが標準装備だ。ハンドルは標準型同様、絞り角を±1度の範囲で調整可能。RRの燃料タンクは、外形や16.6Lの容量は不変だが、燃料供給系の変更にともないインナーパネルが変更されている
シートストッパー部中央の膨らみやエンブレムはRR専用品だ
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