

掲載日:2011年01月27日 試乗インプレ・レビュー
「パーソナルジェットファイター」をモチーフにしたフルカウルが特徴的。ウインドスクリーンは手動により3段階で角度調整が可能。コンパクトながら優れた防風性を発揮する。
燃料タンク容量はベースモデルのZ1000に比べて4L増加して19Lとなり、ロングツーリングに耐えられる航続距離を獲得している。
前後別体タイプのシートはZ1000と共通ながらシートウレタンを10mm厚くして快適性を向上。リアシートも厚みと面積を拡大した。
Z1000と共通のパワフルな1,043 cm3 水冷並列4気筒DOHC16バルブエンジンをツインチューブバックボーンタイプの高剛性アルミフレームに搭載。
個性的なデザインの2本出しマフラーは最近のスポーツモデルで流行りのショートタイプ。車体下にサブチャンバーを設けることで大幅なコンパクト化とマスの集中化を実現。
フロントブレーキには強力な制動力を発揮するφ300mmダブルペタルディスクとラジアルマウント4ポットキャリパーを装備。フロントフォークは インナーチューブ径41mmの倒立タイプだ。
リアブレーキはφ250mmペタルディスク&シングルピストンキャリパーを採用。チェーンアジャスターには整備性に優れるカワサキ独自のエキセントリック式を装備。
水平に配置されたホリゾンタルバックリンク式リアサスペンションを採用。エキゾーストから離すことで熱の影響を受けづらくし、安定した減衰性能を 発揮。
ステップバーはタンデム用も含めてゴムの緩衝材付きタイプを採用し、足へ伝わる振動を低減。タンデム用ヒールプレートには荷かけフックを設けるな ど細かいこだわりが。
リアフレームは3ピースアルミニウム製ダイキャストタイプを採用し、軽量化とマスの集中化に貢献。タンデムシート下にはコンパクトなレインウェア程度は収納できそうだ。
突出したフロントウインカーは転倒時にカウルへのダメージを最小限にするための配慮から、内側の取り付け部をラバーマウントとしている。
Ninja ZX-6R用をベースに専用の文字盤を採用したメーターパネル。マルチファンクションディスプレイには速度、燃料、オド、時計、デュアルトリップ、警告灯などを装備。
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