スズキ GSX-R1000
スズキ GSX-R1000

スズキ GSX-R1000 – 調教された猛獣

掲載日:2010年06月17日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

スズキ GSX-R1000の詳細写真

スズキ GSX-R1000の画像

GSX-Rらしい堀の深いフロントマスク。点灯するとバルブが縦2灯式であることが分かる。振動を抑制し、視認性がアップしたバックミラーは高い運動性を誇るGSX-R1000の必需品だ。

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凝った意匠が施されたテールカウル&テールランプユニット。スーパースポーツのリアビューは没個性となりがちだが、GSX-R1000は個性的。テール&ブレーキランプはLED式。

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燃料タンクはワイドかつショート。腰を落とした姿勢に対応した形状だが、リーンウィズでもフィット感は抜群。ただし、ハードブレーキ時には注意しないと股間が圧迫される。

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緻密な回転フィールが魅力の新型エンジン。クランクケースは軸配置などを見直すことでコンパクトに。ショートホイール化、ロングスイングアーム化をもたらした。

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左右に振り分けたマフラーはスーパースポーツのなかでも少数派。軽量なチタン製で低い位置にセットされているので運動性の向上に大きく貢献している。低く乾いた排気音も魅力。

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半分ほどカウルに覆われているので「極太」というイメージはないが、メインフレームは実に強靭。カウルのヒートマネジメントも巧妙で、ライダーにあまり熱い思いをさせない。

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今やスーパースポーツでは当たり前となったフルアジャスタブルのサスペンションユニット。出荷状態でも路面追従性と乗り心地は抜群で、試乗時も調整の必要性を感じなかった。

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非常にコンパクトなトキコ製の新型モノブロック構造鋳造アルミキャリパー。ニッシン製のラジアルポンプマスターとの組み合わせで、信じられないぐらいコントロールしやすい。

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ショーワが得意とするビッグピストンフロントフォークのトップ部。ダンパー調整が非常にやりやすいが、出荷状態のややソフトなセッティングも絶妙。インナーチューブ径は43mm。

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トップブリッジ下にセットされているKYB製のステアリングダンパー。公道ではその存在に気づかないほど穏やかにセットされているが、速度が上がればダンピングフォースが強まる。

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キーをオンにした瞬間のメーターパフォーマンス。エンジン特性をA、B、Cの3通りに調整できるS-DMSのモード表示やシフトインジケーターも装備。S-DMSは左側グリップのスイッチで操作する。

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アウト側に滑り難いデザインのステップ。ライダーの好みによって上下方向・水平方向に調整可能。機能性に妥協しないGSX-R1000らしい装備のひとつ。

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