モトグッツィ V7 Classic
モトグッツィ V7 Classic

モトグッツィ V7 Classic – 新しくて懐かしいスタイル

掲載日:2008年09月11日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

こんな方にオススメ

快適で走れるバイクが欲しいなら
間違いのない選択肢のひとつ

外車だから、あの有名なブランドだからといって、V7クラシックを見逃してしまうのは大きな損失。扱いやすい車体に、味わいのあるエンジンを組み合わせ、快適かつ軽快に走れる外国車となるとそうは無いだろう。性能だけでなく、バイクに乗る楽しさを追求するライダーにとって、V7クラシックは最適な選択肢の一つと言っても過言ではない。また、以前からモトグッツィに興味があったライダーなら、歴史ある名車の名前を受け継ぐV7クラシックは是非1度体験しておいて損はないだろう。このスタイルとパフォーマンスは、モトグッツィへのファーストコンタクトとしてもおすすめできる。

総合評価

乗る者の心にどこまでも響く
官能的モーターサイクル

これまで色々なバイクに乗ってきたが、これほど音と鼓動が心地よいバイクは初めてかもしれない。動力性能やルックスだけで言えば、V7クラシック以上のモデルは存在する。しかし、甘く響くサウンドとバイブレーションを兼ね備えるとなると、このバイク以外は今のところ思い当たらない。乗れば乗るほどに離れがたくなってしまう、そんな印象を受けた。もちろん、すべてが満点というわけではない。縦置きのVツインエンジンゆえ足が熱の影響を受けやすいし、収納や積載と言う面ではやはり不足を感じてしまう。しかし、それを些細なことだと言い切ってしまえるほど、V7クラシックには面白さが詰まっている。ワインディングでもクローズドコースでもなく、ただ普通に道を流しているだけで気持ち良いバイクというのは、探してもなかなか見つからないものだ。数値でもタイムでもなく、ライダーの感性に直接訴えかけてくる魅力こそ、V7クラシックの持つ最大の美点。もし機会があれば、この心地よいライディングフィールを1度味わってみて欲しい。

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