オフロードバイクを知ろう!

オンロードバイクは楽しみがいっぱい!

掲載日:2009年07月28日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

バイクのメインストリームがオンロードだ!

オンロードバイクとは、一般的に舗装路を走行するためのバイクのこと。モタードモデルなども出現して、だんだんオフロードバイクとの垣根は低くなって来ているとはいうものの、舗装路面でのグリップを最優先した、比較的ツルッとしたタイヤを装着しているのが特長です。逆に言うと、オフロードバイクとの明確な違いはそれだけ。圧倒的に多くのモデルがこのカテゴリに属していて、楽しみ方も無限大です。日々の通勤・通学はもちろん、長短さまざまな距離のツーリング、ワインディングでのスポーツ走行、果てはサーキット走行まで、それぞれのバイク遊びに適したモデルが選び放題なのもこのカテゴリの特長と言えるでしょう。

 

通勤・通学など、日常のアシとして。「な~んだ」と侮るなかれ。実はこれをきっかけにバイクにハマル人は結構多いのですぞ。毎日乗るということは、それだけバイクを濃密に楽しむということなのです。
これぞオンロードバイクの醍醐味です。距離や目的地は問題ではありません。「行ってみたい」と思ったら、即バイクにまたがって出かけましょう。クルマと違ってバイクなら、玄関を出て3分で冒険てきますよ。
鋭い加速とコーナーリングはバイクの魅力。でも、ワインディングを自由自在に駆け抜けるためには、テクニックに加え知識や経験も重要。そう、ライディングは自己責任という名のスポーツなのです。
安全が確保されたサーキットで、愛車のポテンシャルを思う存分発揮する。高性能なスポーツバイクを味わい尽くすにはサーキットが最適です。レースがけじゃなく、誰でも参加できる走行会などもあります。

共通しているのはタイヤのみ。目的別に進化を続ける多彩なモデルたち

グリップを稼ぐために接地面積を大きくとりつつ、雨天走行時の排水性も考慮したタイヤを装着。比較的平坦な路面を走ることを想定した前後のサスペンションを装備しているのが、オンロードバイクの特長です。エンジンは信じられないような大パワーを発揮する多気筒エンジンから、トコトコと走る感覚が楽しい単気筒エンジンまで実にバリエーション豊か。空冷や水冷、直列、V型、水平対向など、エンジン形式もありとあらゆるものがラインナップされています。また、それを抱えるフレームもエンジンに見合った設計がされており、ひたすら高い剛性を追い求めたものから、わざとしなるように作られたしなやかなフレームなど、千差万別。舗装路面を走るという目的のなかで、モデルごとに用途を絞ったり、広げたりしながら、バリエーションを拡大しているのがオンロードバイクなのです。

 

グリップを稼ぐために滑らかで丸い接地面を持ち、雨天走行時の排水性を考慮した溝が彫ってあるのがオンロードタイヤの特長。タイヤの構造や固さなどは用途によって異なる。
目的によってフレーム形式もさまざま。スピードが出るバイクは、フレームの剛性(=硬さ)を追求し、あまりスピードを重視していないバイクは、しなやかなフレームであることが多い。
ネイキッドバイクは別として、ライダーを風雨から守るためのカウルを持つツアラー、空力特性を重視したカウルを持つスーパースポーツなど、いろいろあります。
スポーツモデルは高速安定性やハンドリングを重視して固め、ツアラーは乗り心地を重視して柔らかめ、ベーシックモデルはその中間と、目的によって足回りのセッティングもさまざま。

オンロードバイクの種類

フルカウルを纏い、速さとコーナーリング性能を追い求めたスーパースポーツや、カウルは持たないものの、適度な運動性とパワーを兼ね備えたネイキッドバイクが属するのがこのカテゴリ。バイクメーカーがもっとも力を入れている分野であり、特にエンジンに関しては、各社が威信を賭けて開発した名機を投入しており、目移りするほどの充実ぶりだ。

広大な大地を、エンジンの鼓動を楽しみながら旅する。そんなイメージがぴったりなのがこのカテゴリ。フロントフォークがやや寝ていて、V型を筆頭に2気筒エンジンを搭載する例が多い。そのキャラクターゆえ、スピードやコーナーリング性能は追い求めておらず、その代わりにエンジンや乗り心地、質感などに味わいを求めたモデルが多い。

もともとはコミューターとして発達してきたが、近年、急速に人気を高めたのがこのカテゴリ。カスタムの方向性やオーナーの楽しみ方などを見ると、もっとも日本のオリジナリティが感じられる分野でもある。ビッグスクーターの人気振りはやや落ち着いた感があるものの、今後はオトナの趣味としてさらに発展する可能性を秘めていると言える。

カウルを持たない点ではネイキッドと似ているが、よりシンプルで簡素な設計・装備のモデルが多いのが特長。エンジン形式は、圧倒的に単気筒もしくは2気筒が多く、いわゆる定番モデルや過去の名車をデザインのモチーフにした車両が多いのも特長。バイクらしい外観をもつモデルが多く、カスタムの素材としても人気が高い。

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