トライアンフ トライデント800(2026)

掲載日:2025年11月20日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

トライアンフ トライデント800(2026)
TRIUMPH TRIDENT 800(2026)

最高出力115PSのパワフルな3気筒を搭載
コンパクトで筋肉質な新型ロードスター

トライデント800は、2026年モデルで新登場となったミドルウェイトクラスのロードスターです。力強いパフォーマンスと高揚感あふれる走りを目指し、パワーユニットには新設計の3気筒エンジンを搭載。車体はコンパクトで筋肉質、そしてシンプルなスタイリングです。車両重量198㎏、燃料タンク容量14L、シート高810mm。ゴールドのホイールや大胆な車体カラーリングも、その引き締まったシルエットを際立たせます。

エンジンのボア・ストロークは78×55.7mm、排気量は798ccです。トリプルスロットルバルブや高圧縮ピストンの採用などで、素早いスロットルレスポンスと力強いトルク、レッドゾーンまで吹け上がるパワフルな出力特性を実現。最高出力115PS(84.6kW)/10,750rpm、最大トルクは84Nm/ 8,500rpm。スロットルレスポンスやトラクションコントロールのレベルを3種類から選べるライディングモードや、クラッチ操作なしで変速できるクイックシフターも装備します。

車体骨格はスチールチューブのペリメーターフレーム、スイングアームはプレス鋼板製です。サスペンションはショーワ製で、フロントの倒立式SFF-BPフォークは圧側および伸び側の減衰調整機構付き。リアのRSUモノショックはプリロードと伸び側減衰の調整機構付き。フロントブレーキは310mm径のフローティングディスクと4ピストンラジアルキャリパーを左右に装備。リーンアングル検知式のコーナーリングABSも採用しました。

メーターユニットは、コア情報を表示する大型LCDと、メニューやナビゲーションを表示するカラーTFTを統合。スマートフォンとペアリングすれば、通話やナビゲーション表示も可能です。そのほか、設定速度を維持して走れるクルーズコントロールも採用。車体色および車両価格は「ジェットブラック」が124万9,000円、「アッシュグレー」「カーニバルレッド」が126万9,000円(いずれも消費税10%込み)。現在注文受付中で、納車は2026年2月末の予定です。

トライアンフ トライデント800のここがポイント!
  • ● コンパクトで筋肉質なスタイリング
  • ● 最高出力84.6kWのパワフルな3気筒エンジン
  • ● ハンドリングと安定性を両立するサスペンション

トライアンフ トライデント800のライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    XSR900 ABS

    排気量888ccの直列3気筒エンジンを搭載したスポーツヘリテージモデル。最高出力88kW、車両重量196㎏。消費税10%込みで132万円~。

  • ハスクバーナ
    ヴィットピレン801

    最高出力77kWの並列2気筒を搭載したロードスター。車両重量180㎏(燃料は除く)、燃料タンク容量14L。消費税10%込みで145万9,000円。

  • トライアンフ
    タイガースポーツ800

    並列3気筒を搭載するアドベンチャースタイルのツアラーモデル。車両重量214㎏、燃料タンク容量は18.6L。消費税10%込みで139万5,000円~。


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