カワサキ Z900(2026)

掲載日:2025年07月17日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

KAWASAKI Z900(2026)
KAWASAKI Z900(2026)

マイナーチェンジでライトが小型化
最新Z900の国内モデルをリリース

Z900は、水冷並列4気筒エンジンを搭載したストリートファイター型のネイキッドです。低く構えた姿勢や跳ね上がったテールなどが象徴的なスタイリングを持ち、足まわりは高品質なサスペンションとブレーキで俊敏なハンドリングに仕上げています。また、マイナーモデルチェンジで外装パーツなども変更。小型のヘッドライトでフロントまわりがスリムになったほか、フロントブレーキキャリパーはラジアルマウント式に変わりました。

エンジンの最高出力は91kW(124PS)/9,500rpm、最大トルクは98Nm/7,700rpm。電子制御スロットルバルブにより出力特性はスムーズかつダイレクトです。その優れたコントロール性によって、コーナリングも存分に楽しむことができます。また、トラクションコントロールとパワーモードを包括したインテグレーテッドライディングモードは、スポーツ、ロード、レインの3つのモード、またはマニュアル設定のライダーモードから選ぶことができます。

電子制御関係では、車両の姿勢を認識するIMU(慣性計測装置)を搭載することにより、ABSはコーナーでの挙動がよりスムーズになりました。また、コーナーリング中のエンジンパワーやブレーキ効力を最適にするコーナーリングマネジメントファンクションも装備。そのほか、素早いシフトアップとシフトダウンに対応するクイックシフター、高速道路での快適性を向上するエレクトロニッククルーズコントロールなども採用しています。

メーターユニットには5インチのカラーTFTディスプレイを採用。車体のリーン角を航空機の姿勢指示器スタイルで表示することも可能です。また、専用アプリを使えばスマートフォンの接続が可能。ターンバイターンナビゲーションも表示できます。車両重量214kg、シート高810mm、燃料タンク容量は17L。車体色はエボニー×メタリックカーボングレー、車両価格は消費税10%込みで148万5,000円。発売は2025年7月15日です。

なお、上記の標準モデルのほか、専用カラーと特別装備を追加したスペシャルエディション「Z900SE」も同時に発売。ブレンボ社のブレーキパーツやオーリンズのリアサスペンション、ステッチ入りのシートなどを採用。車両重量は215kg。車体色はメタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックマットカーボングレー、車両価格は消費税10%込みで166万1,000円です。

カワサキ Z900 のここがポイント!
  • ● マイナーチェンジで新しくなった外装デザイン
  • ● IMUによるリーン角情報を活用した電子制御
  • ● ラジアルマウント方式のフロントキャリパー

カワサキ Z900 のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    CB1000ホーネット

    CBR1000RRの水冷4気筒をストリート向けにセッティング。最高出力112kW、車両重量211kg。消費税10%込みで134万2,000円。

  • ヤマハ
    MT-09 ABS

    排気量888ccのトルクフルな水冷3気筒エンジンを搭載。最高出力88kW、車両重量193kg。消費税10%込みで125万4,000円。

  • スズキ
    GSX-S1000

    スーパースポーツ譲りのパワフルな水冷4気筒エンジンを搭載。最高出力110kW、車両重量214kg。消費税10%込みで150万7,000円。


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