掲載日:2024年11月25日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
スピードツイン1200は、スチール鋼管のフレームに水冷並列2気筒エンジンを搭載したワインディング向けのモダンクラシックモデルです。この2025年型では外装デザインを一新、またサスペンションやエンジンのアップデートも行いました。燃料タンクは新しい形状となり、タンクキャップにはフリップアップタイプを採用。サイドパネルはスロットルボディカバーと一体型です。エンジンの最高出力は従来型より5PS増しの105PSとなりました。
エンジンは圧縮比12.1のハイコンプ型です。最高出力77kW(105PS)/7,750rpm、最大トルクは112Nm/4,250rpm。豊かなトルク、良好なレスポンス、深みのあるサウンドなどが特徴です。ライディングモードはROAD、RAINの2種類。リーンアングルなどを監視し、路面状況や走行状況に合わせて最適な介入を行うオプティマイズドコーナリングトラクションコントロールを採用。ブレーキにはオプティマイズドコーナリングABSも採用します。
車両重量216kg、シート高は805mm。フロントサスペンションは、マルゾッキの43mm倒立フォークに特別なチューンを施して装備。リアのハイスペックなツインショックも同じくマルゾッキ製です。ホイールは軽量でスタイリッシュな鋳造アルミニウムの7本スポークタイプを採用。そのホイールにメッツラーの高性能タイヤ「SPORTEC M9RR」を装着。クラシカルなキャラクターですが、機敏でダイナミックなハンドリングを得られます。
シングルメータースタイルのインストルメントは2つの画面で構成され、メインのLCD画面ではスピードやエンジン回転数、燃料残量などを表示。下側のTFTカラー画面にはライディングモードや各種機能を表示します。車体色および車両価格(消費税10%込み)は、「アルミニウムシルバー(184万9,000円)」「クリスタルホワイト/サファイアブラック(188万4,000円)」「カーニバルレッド/サファイアブラック(188万4,000円)」の3タイプ。販売は2024年11月下旬からの予定です。
水平対向2気筒エンジンを搭載するストリート向けのヘリテイジモデル。最高出力80kW、車両重量220kg。消費税10%込みで253万5,000円~。
往年の名車ボンネビルを思わせるスタイリングのモダンクラシックモデル。最高出力59kW、車両重量237kg。消費税10%込みで167万9,000円~。
現代的な足回りとパフォーマンスを持つカフェレーサースタイルのロードスポーツ。最高出力77kW、車両重量217kg。消費税10%込みで201万5,000円~。
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