掲載日:2020年06月26日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
ジクサー250は、スポーティなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えるネイキッドバイクです。油冷方式を採用した新しい249cc単気筒を搭載し、最高出力はジクサー150よりも9kWも大きい19kW(26ps)/9,000rpmを発生。燃料消費率は45km/L(60km/h定地)です。なお、姉妹車に当たるフルカウルのジクサーSF250は2020年4月に発売されていますが、ジクサー250は6月17日の発売となっています。
新しいパワーユニットは、高出力でありながら、軽く、小さく、シンプルなエンジンを目指しています。冷却方式には、燃焼室外周の通路にエンジンオイルを流すSOCS(スズキオイルクーリングシステム)を採用。オイルクーラーには電動冷却ファンを装備し、渋滞時など走行風のない状況にも対応。また、オイル通路にはバウンダリーレイヤーブレーカーと呼ばれる突起を付け、オイルの流速を変化させて冷却効率を高めています。
車体はコンパクトで、車重は154kgと軽量です。また、パイプハンドルによって、扱いやすいアップライトな乗車姿勢にセットアップしています。車両の外観は、ボリューム感のあるタンクとスリムなシートが作り出す抑揚のあるデザインが特徴です。薄型のLEDヘッドランプやリアのグラブバー、スイングアームマウントのリアフェンダー、ショートタイプで排気口が2つあるマフラーサイレンサーなどもデザイン上のアクセントとなっています。
サスペンションはインナーチューブ径41mmのフロントフォークと、7段階プリロード調整式のリアショックを採用。タイヤは前後ともラジアルタイヤです。そのほか、シフトタイミングやギヤポジションも表示する液晶多機能メーター、ワンプッシュでエンジンを始動できるスズキイージースタートシステムなども採用。ABSは標準で装備。車体色はブラック/シルバーとブラックの二種類を用意、メーカー希望小売価格は消費税10%込みで44万8,800円です。
DOHC4バルブの水冷単気筒エンジンを搭載するネイキッドスポーツモデル。最高出力20kW、車両重量144kg、ABSは標準装備。税10%込みで56万4,300円。
水冷2気筒を搭載したネイキッドモデル。2020年型でタンクカバーやフロント周りのデザインを一新。倒立式フォークも採用。出力26kW、税10%込みで62万1,500円。
トレリスフレームに水冷2気筒エンジンを搭載するスーパーネイキッド。最高出力27kW、アシスト&スリッパークラッチやABSも採用。税10%込みで61万500円。
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