ファッション講座

ファッションチェック 2008年6月編

掲載日:2008年06月09日 ファッション講座    

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

6月。これからは梅雨と、ライダーにとっては嫌な季節ですよね。

しかも雨だけではなく暑かったり、寒かったりと着る物にも困ります。今回のファッションチェックでも、みなさんいろいろと工夫をされていました。こういった時期は重ね着をして調節できるスタイルが基本ですが、重ね着はテクニックも必要です。今回のチェックではその辺りに注目してみてみてくださいね。

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ヴィンテージ感を強調した
コーディネートが○

Jayさん(44) / 会社員
Harley-Davidson FXST

綿秡アドバイス

インディゴのブーツカットデニム以外は同系色でまとめ、デニムのヴィンテージ感が強調されていますね。ハーレー乗りの方によく見掛ける、ワッペン付けたデニムベストやレザーベストとは一味違う個性が感じられるのが好印象です。毎回言っていますが、ヘッドウェアがあるとさらにスタイリッシュになっていましたね。惜しい!

▼Item List

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●写真左:実はこのベスト、ファスナーで袖の着脱が可能なライダースジャケット。ちょっと暑い時なんかベストに早や代わりして重宝しますよね。ベストから覗くアートなニュアンスたっぷりのプリントTもクールです。●写真中:シンプルなコーディネイトなので、この位のインパクトあるバックルがポイントになってイイですね。●写真右:裾部分が切りっぱなしのシープレザー(着脱可能)を使用。メリハリのあるデザインがアクセントに。

▼こんな時にオススメのアイテム

TATTOOビーニ 、 TATTOO L/S Tシャツ

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季節カラーを取り入れば
もっとオシャレに!

石引 卓さん(24) / カメラマン
HONDA XR250

綿秡アドバイス

薄手のアイテムを重ね着し、防寒性はバッチリ。しかし全身のコーディネイトが寂しい印象ですね。オシャレ感を演出するなら、春を意識したカラーを取り入れましょう。スタンドカラーのM-65ジャケットのインナーはトラックジャケットよりスウェットパーカがオススメ。フーデッドタイプのインナーと相性が良くトップスがスタイリッシュにまとまります。

▼Item List

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●写真左:トラックジャケットにTシャツを2枚レイヤード。首元に注目! ブラックカラーのヘンリーネックが下から覗いてますが、衿のデザインを考えれば、逆にヘンリーネックのTシャツを上に合わせた方がバランスが良かったかも。●写真中:Tシャツの着丈が長すぎます。着丈を詰めては如何でしょうか? 今じゃTシャツの着丈直しは珍しくないですよ。バランスが大切ですからね。●写真右:ショルダーバッグのオレンジカラーが爽やかな印象。ウォレットや携帯電話等、小物をアウターのポケットに入れてパンパンに膨らんでいる人を見かけますが、シルエットが崩れますのでバッグに収納すればスッキリしますね。

▼こんな時にオススメのアイテム

ラグラン5分袖フォトTシャツ 、 NOYET コラボTシャツ

ソフトレザー2WAYトート 、 プリントZipパーカ

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シンプルコーデはいいが
パンツの履き方に注意して

安井 飛鳥さん(23) / 学生
KTM DUKE

綿秡アドバイス

全身をモノトーンで統一し、トラックジャケットから覗くインナーのフォトTシャツの艶っぽさがイイ感じです。シンプルなコーディネイトなので、小物を効かせてビーニなど被るとより一層オシャレ感が出ますよ。バイクに乗ってるから仕方が無いって言えばそれまでですが、ライディングブーツが今回のコーデで浮いているのが惜しいです(笑)

▼Item List

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●写真左:スウェット素材のトラックジャケットはインナーにもアウターにも合わせやすいアイテム。バイク乗りには重宝しますね。フォトTシャツがインパクトあってイイですよ。●写真中:全身の印象が何か物足りないと見えるのは、ベルトが見えてないからです。Tシャツの着丈は長すぎず良いのですが、パンツの履き方が上げすぎです。もう少し下げて腰で履くとベルトもチラ見して良かったでしょうね。●写真右:アイウェアーにビーニの組み合わせは相性イイので、是非チャレンジしてみて下さい。ハズシのアイテムとして使えば、さらにスタイリッシュに。

▼こんな時にオススメのアイテム

ガーゴイルプリント・ビーニ 、 オーバルサングラス 、 ネップ裏毛スウェット

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ホワイトカラーが
タウンでもフィット!

小野 泰裕さん(27) / 会社員
Harley-Davidson XL883

綿秡アドバイス

レザージャケットに、スウェットパーカにTシャツ。ボトムはライトなインディゴカラーのデニムでコーデ。春らしい上品なホワイトレザーが、タウンユースでも違和感無く、ハード(レザー素材)な印象を和らげていますね。スニーカーもレザージャケットと合わせ、白を効かせてスマートに魅せてますね。上手く着こなされていると思いますよ。

▼Item List

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●写真左:ブラックレザーだとタウンユースで着用するにはハードな印象で、着こなすのが難しいですが、ホワイトレザーなら普段着でもOK。パーカを合わせる事でコーディネイトに立体感が生まれ、オシャレ度UP! ●写真中:インナーのパーカは無地ですが裾のリブがトリコロールカラーで良いアクセントになっています。ダブルZipでベルトのバックルを見せてるのもニクイ演出ですね。●写真右:ウエストバッグはブラウンカラーが大正解! ブラックカラーじゃ重すぎだし、レザージャケットと同色のホワイトカラーですとツマラナイですからね。小振りな大きさも全身のバランスを崩さなくて◎

▼こんな時にオススメのアイテム

ソフトレザー2WAYミニバッグ

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B系スタイルと
バイクのコーデがバッチリ

田口 一守さん(23)/アーティスト
HONDA シャドウ400

綿秡アドバイス

M-65ジャケットには、パーカが好相性。ブラックカラーのアウターにホワイトカラーのパーカを合わせて、モノトーンコーデが完成し、クールな印象に。トップスはタイトに、ボトムスはルーズに、あえてサイズアップしたデニムを腰履き。R&Bシンガー、ブラックアイドル「Omarion」ファンというだけにB系スタイルが決まってますよ!

▼Item List

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●写真左:全身のコーディネイトがシンプルなため、ヘッドウェアーは必須アイテムです。ニットキャップはアゴまで長く伸びたモミアゲと相性良く、お似合いですよ。 ●写真中:M-65ジャケットのインナーはサーマルのロンTにスウェットパーカ。“すべてが無地で寂しいですね”っていつもは言いますが(笑)、ボトムのジーンズのデザインがかなりインパクトあるのでトップスはこのくらい控えめがイイと思います。●写真右:アメリカLAのジーンズをルーズに履きこなしているのがクールです。トップスが控えめなため、レザーやスタッズを使用したバックデザインの表情がさらに引き立ってますね。

▼こんな時にオススメのアイテム

ガーゴイルプリント後染めTシャツ

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