掲載日:2012年12月27日 フォトTOPICS
文/吉川和宏、中西サトル 写真/ニュートン、中西サトル 取材協力/JEC PROMOTIONS
スタート前のパルクフェルメ。車両がここにある間は、ライダーは触れられない。
関西地区では認知度の少ないオンタイムエンデューロを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと始めたこのJEC Litesも、プラザ阪下では今回(2012年10月28日)で3回目の開催となりました。
オンタイムエンデューロと言っても、JEC Litesは簡易オンタイム方式。3時間走りっぱなしのクロスカントリーレースとは違い、決められた時間内に各クラスで決められた回数のタイムアタックを行い、走行の合計タイムが少ないライダーが勝者となる単純明快な方式です。
今回もコースは、安全で技量差がつきやすいように、プラザ阪下の特長であるハイスピード区間を無くし、タイトターンやシングルトラックを織り交ぜ、複数台で走るクロスカントリーでは出来ないコース設定としました。
また、プラザ阪下で行われるJEC Litesでは名物となった、逆バンクや、蚊取線香状のくるくると回るコーナーも大人気?(のはず)です。
単調になりやすいタイムアタックのレースですが、このイベントではテスト終了後、自分のタイムが表示されるようにしています。毎周回走り方を変えてタイムを比べてみたり、仲間でラインを「あーだこーだ」とレース中に相談出来るのも、オンタイムエンデューロでしか出来ない楽しみの1つです。ちなみに、ルールは簡易化してもタイムアタックの計測に抜かりはありません。オリンピック競技でも使用される光電管を使用し、1/100秒単位で計測しますので競技性は保たれています。
JEC Litesは、認知度も少なく、知っている人でもルールが難しそうで敬遠されているオンタイムエンデューロの魅力を少しでも知ってもらう事が目的です。パルクフェルメ(車両保管)を行ったり、JECアーチなどを使って、会場の雰囲気をJEC(全日本エンデューロ)に近くなるようにしています。もちろん、難しいルールは省いてますので、今後も気軽に参加していただけると思います。
レースでの結果も大切ですが、タイムアタックならではの、ライバル、仲間達との勝負をぜひ楽しんでもらいたいと思います。2013年も、ここプラザ阪下での開催を予定していますので、ぜひ気軽に参加してみてください。
01忙しい時間を割いて駆けつけてくれた、マイクを握る田中太一選手。
02当日は、生憎と雨のスタートになりました。
03ゲストライダーの鈴木健二選手と、何故かショッカーも出走!?
04土曜日の試乗会から参加してくれた鈴木健二選手は、レース本番は賞典外で盛り上げ役。
05春の大会で優勝の、Aクラス・辻谷和伸選手。
06オープンエリアの中嶋宏明選手は、久しぶりのレース参戦。
07レースが始まると、徐々に雨も上がりベストコンディションに。
08JEC全日本にも参戦している前橋孝洋選手も登場。
09冷たい雨が降る中でも、コースサイドでレースの模様を見守る観戦者は多かった。
10久しぶりの参戦が祟ってか、午前の走行ですでにクタクタの中嶋さん。
11鈴木選手は、圧倒的な走りでトップタイムを次々と叩きだす。
12Bクラスで優勝した小菅泰輝くんのお父さんは、エンデューロ選手会長・小菅浩司選手。この日はサポートに走りまわっていました。
13難しいマディの逆バンクでもスムーズに走る、流石の田中太一選手。
14田中選手は、午後に他のイベント参加があった為、午前だけの参加でしたが走りは真剣。
15この日、逆バンクセクションは雨で難しいコンディションになり転倒車も出たが、皆たくましく復帰!
16Bクラス(中級)の受賞者たち。
17Aクラス(上級)の受賞者と、またもやここでショッカー登場!、となりました。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!