掲載日:2012年03月23日 フォトTOPICS
文・写真/遠藤 章正(バイクブロス) 取材協力/JNCC
今年の開幕戦もたくさんのエントリーがありました。スタート地点は少し傾斜にはなっているものの最後尾が見えません。
3月4日、日本最大級のクロスカントリーレースJNCC2012シリーズがいよいよ開幕となりました。会場は大阪府河内長野市にあるプラザ坂下です。2011シリーズで最終戦まで優勝を争った小池田猛選手がGNCCフル参戦を表明し、JNCCには不在となる中、ヤマハのサポートを受けての参戦となり万全の体制で臨む2011シリーズチャンピオン鈴木健二選手を打倒するのは誰かが最大の注目ポイント言われています。しかし、各選手とも実力もマシンも着実にレベルアップさせてくる中、油断が許される状況ではないでしょう。予報では雨となった開幕戦は、なんとか曇り空を保っている怪しい空模様の中レーススタートとなりました。午前のFUN GPでは本原万選手がトップに立ちレースを牽引していきますが、山本正選手が安定した走りを見せ終盤に逆転し優勝を飾りました。COMP GPがスタートする頃に天候が崩れさらに難しいコンディションに。COMP GPのホールショットは原田健司選手が取るも、鈴木健二選手がすぐトップに躍り出ます。内山裕太郎選手、田中太一選手、といった注目選手が序盤で姿を消していく波乱含みの展開の中、AA昇格で勢いのある若手ライダーの追い上げも振りきり、そのままトップをキープした鈴木健二選手が開幕戦勝利を納めました。次回R2は2012年4月1日、広島県のテージャスランチ特設コースで開催される「ビッグディア広島 西日本大会」です。エントリーしても、観戦しても楽しいレースなのでぜひ足を運んでみてください。
01FUN GPの山本正選手は数々の最新モデルを抑え、89年式のKDX200Rで見事優勝!
02ライダーなら一度はやってみたいシャンパンファイト!FUNGP勝利の喜びを噛み締めています。
03スタート前のAAライダー紹介。歓声ににウィリーで答える鈴木健二選手!気合十分です!!
04緊張感漂うスタート直前!選手はもちろん、ギャラリーからも緊張が伝わってきます。
05スタート直後のコーナーには数多くのマシンが集中します。ここでの転倒は避けたいところです。
06JNCCの良いところは、サンデーレーサーも気軽に参加できるところ。レーサー以外のマシンも数多く参加していました。
07丸太セクションには2通りの道があり、こちらは丸太の数は多いが高低差は少ないパターン。
08丸太セクションもうひとつの道。丸太の数は少ないが障害物の位置が高く、マシンのタイヤが隠れる程の高さにありました。
09視界を奪われつつも懸命に周回を重ねていく姿はカッコイイですね。
10COMP GPでは終始雨に見舞われたが、小雨程度の雨が永く続いていました。
11竹林の中は雨で沼状態。走行ラインの見極めがとても重要になります。
12数多くの転倒者を出したのは、この丸太越えです。他車の転倒に巻き込まれない様、要注意。
13補給に帰ってくる選手のサポートも大事です。チーム一丸となってゴールを目指します。
14水の中は何があるか分からない怖さがあり、出来るだけ水位が浅くラインが見えやすいところを走行。
15長い戦いを終えて帰ってくる選手のお出迎え。選手達も安堵の表情を見せていました。
16COMPGPのシャンパンファイトです。見事優勝したのは鈴木健二選手!
17JNCC代表の星野さんがこの日、還暦の誕生日という事もあって選手、スタッフからの寄せ書きやプレゼントなどでお祝いしていました。
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