掲載日:2015年07月06日 オフロードアイテムレビュー
写真/酒井 一郎 レビュワー/栗原 守睦
ABUS独自の360度3Dセンサーを採用し振動や傾きに反応してアラームを鳴らすDETECTO 7000 RS1。
使いかたは通常のディスクロックと基本的に変わらない。キーを差してディスクロックのロック部分を解除。ヒンジ状に開いた同商品でブレーキディスクをはさみロックするだけ。この状態だとアラームは鳴らず、ディスクロックとして機能する。
アラームディスクロックとして機能させる場合には、ブレーキディスクをロックするときに本体内側のディスクに当たるアラームセットボタンをブレーキディスクに当て、押し込む動作が加わる。アラームの起動状態はLEDで確認可能。赤く点滅するため、盗難抑止効果も望める。衝撃、傾き、動きが加わると100デシベルの大音量を発する。100デシベルは電車が通過する時のガード下と同じくらいの音量というとイメージしやすいだろう。
この360度3Dセンサーがすぐれもので、バイクを数cm動かしたり、スタンドをかけた状態から軽く立てただけで反応するのだ。
ドイツのセキュリティロックメーカー・ABUS(アブス)。90年以上の歴史がある、バイク、自転車用セキュリティロックのリーディングカンパニーだ。製品はすべて自社工場で製作し、厳正な品質管理で信頼性も高い。バイク用セキュリティロックは、チェーン、U字、スチールケーブルなど多くの種類をラインナップ。このDETECTO 7000 RS1は5種類あるアラームディスクロックの中で2番目にセキュリティ機能が高いモデルだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
動作状態を表示するLED。アラームボタンをオンにするとLEDがグリーンで点灯し、セットされたことを知らせる。アラームが鳴る状態では数秒間隔でLEDがレッドで点滅。電池が半分程度に消耗していると、セットした時にオレンジで点灯。さらに電池の残りが少ないとセット時にお知らせ音が鳴りレッドで点灯する。
本体内側に半球状にふくらんだアラームボタンがあり、この部分をブレーキディスクに押し当てアラームをセット。
ディスクロックを収納する袋の裏には面ファスナーのベルトがあり、車体に固定することも可能。
キーはピッキングされにくいディンプルキーを採用。本体の鍵穴にはシャッターがつき、キーシリンダー内部が汚れたり腐食を予防する。
アルカリ単四電池を2本使用。電池ボックスの開閉は工具不要で、ボックスのフタのサイド部分には凹みがあり、ここにキーを引っ掛けて開ける。
ソリッドカラーに加えグラフィックモデルも登場。
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