掲載日:2014年10月07日 オフロードアイテムレビュー
DRCはダートフリークがプロデュースするバイクパーツのオリジナルブランドだ。トレール車からレーサーまで、実践的なパーツやリペアパーツなど数多くの商品ラインナップが魅力だ。それらの商品は高いクオリティながら、リーズナブルな価格設定になっており、それも多くのユーザーから支持される理由のひとつだ。今回リリースされたブレーキペダルとシフトレバーは、形状の美しさもさることながら、使い勝手もすぐれていたのだ。
[ レビュー ]
テストは東福寺 保雄氏が担当。取り付けはTEスポーツで行なった。
「ブレーキペダルとシフトレバーともに、ボルトオンで装着できるような作りになっています。加工が不必要のため、だれでも気軽に交換できるのがいいですね。ただし、私の車両にはリクルスのオートクラッチが装着されているため、通常のクラッチカバーよりも厚みがあります。そこでブレーキペダルがクラッチカバーに干渉しないよう遊び調整して取り付けました。実際にライディングして使用した感想は、ブレーキペダル、シフトレバーともに扱いやすいです。とくにブレーキペダルが秀逸で、先端に埋め込まれたピンがブーツの底をしっかり捉えてくれます。これならマディなどで滑りやすい状況でも滑ることなくブレーキ操作ができるでしょう。ブレーキセイバーがあることで、もしもの時の安心感もあります。レーサーだけでなく、トレール車のラインナップを揃えていることもポイントだと思いますよ」
シフトレバーは25車種、ブレーキペダルは8車種に対応する。
[ アイテム詳細 ]
ブレーキペダルとシフトレバーのアーム部分は、アルミ合金製の鍛造品。素材を打撃・加圧することで形状を造る鍛造という製法は、ほかの加工法に比べ粘り強く反復曲げ応力に強いのが特徴だ。
シフト操作を行なう先端のレバー部分には、滑り止めのローレット加工が施される。転倒時の破損を最小限に食い止めるためレバー部分は可倒式。
ブレーキペダルの先端には高さ約5mmのピンが9個埋められる。ブーツへの食いつきもよく、操作性は高い。
シフトレバーの先端と同様に、転倒での破損を防ぐためブレーキペダルの先端部が可動する。
転倒した衝撃や岩などへの接触で、曲がったり破損してしまうのを未然に防ぐブレーキセイバーを標準装備。ブレーキセイバーのワイヤーは、エンジンハンガーボルトととも締めする。
ブレーキペダル、シフトレバーの両方とも無加工で取り付けが可能。車体とのカラーマッチングを考慮し、メーカーカラーに合わせたカラーラインナップを揃える。
[ ポイント ]
ブレーキレバーの金属製ピンが、操作性を高める
[ 製品情報 ]
メーカー/DRC
製品名/鍛造ブレーキペダル & 鍛造シフトレバー
価格/9,500円 ブレーキペダル、3,800円 シフトレバー(ともに税抜き)
販売元/ダートフリーク
重量/200g ブレーキペダル:CRF250R(編集部実測値)、106g シフトレバー:CRF250R(編集部実測値)
対応車/ブレーキペダル=CRF250R、YZ125/250、YZ250F、WR250R/X、KX250F、RMZ250
シフトレバー=CRF150R/250R/L、YZ125/250/250F/450F、WR250R/X、KX250F、KLX125/D?TRACKER125、KLX250/D?TRACKER X、RMZ250、DRZ400SM、250SX- F、250EXC- F、250XC-F、250XCF-W、350EXC-F、350XCF-W、450SX-F、450EXC、450XC-F;
[ お問い合わせ ]
TEL/0561-86-8301
[ 記事提供 ]
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