グラウンドヒットからクランクケースをしっかりガードしてくれるスキッドプレート

掲載日:2013年04月09日 オフロードアイテムレビュー    

「ぱわあくらふと」は全日本トライアル選手権で得たノウハウを基に、力造ブランドとして数々のオリジナルパーツを開発販売している。そうしたノウハウはセローやXR230といったミドルオフにも反映され、トレッキング性能をさらに引き出すパーツに結実している。今回テストした力造スキッドプレートもそのひとつ。前後長をギリギリまで伸ばし、ステンレスステーで確実にホールドすることで、クランクケースをガッチリとガードしてくれるという特徴を持っている。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/石井正美

 

 

[ レビュー ]

力造スキッドプレートにはセロー225/250、トリッカー、スーパーシェルパ、SL230、XR230用がラインナップされている。今回はXR230をテストバイクとし、レジェンド石井氏にガレ場、ウッズをメインにダートコースを走破してもらった。「厚みのあるアルミを使っているから、スキッドプレートの強度は十分すぎるほど出ているだろうね。装着位置もエンジンハンガーボルトのある場所を使っているから、車体とがっちり固定できる。かなり強い衝撃を受けてもスキッドプレートは変形せず、この取り付けステーが変形することで衝撃を吸収するんじゃないかな? と言っても、そんな衝撃はそうそう受けないはずだけどね。

 

手で持つと重さはあるけれど、走行時には重さは感じない。XR230やセローでトレッキングしたり、エンデューロに出場するライダーにおすすめしたい。セクションに挑戦する時の安心感がかなり増えるからね」という評価を得た。これでも不安な方には6mm厚のストロング仕様もラインナップされている。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]スキッドプレート前方はエンジンハンガープレートを使用。純正ボルトを抜き去り、付属のボルトで固定する。

 

[ 2 ]後方は純正エンジンマウントボルトをワッシャーをはずして使用する。前方後方ともに仮組してステー位置を合わせ、増し締めして固定する。こうした作業に慣れていれば一人でもできるが、サポートを受けながらのほうがスムーズにできる。

 

[ 3 ]編集部実測値では5mm厚。かなり頑強な作りになっている。

 

[ 4 ]二次元折り曲げ加工され、オイル交換しやすいようにオイルホールが開けられている。

 

[ 5 ]装着図。かなり広範囲にカバーされているのが分かる。このシルバーのほかに、ブルー、レッド、ブラック、ゴールドがある。またビビリ音防止テープも同梱される。今回はテープ未使用だが、ビビリ音は発生しなかった。

 

[ ポイント ]

エンジン下部をがっちりガードし、走破性も向上

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/ぱわあくらふと

販売元/ぱわあくらふと

製品名/XR230用 Rikizoh SKIDPLATES

価格/1万6,000円(カラーモデルは1万8,000円)

重量/1,750g(編集部実測値)

素材/アルミ

 

 

[ お問い合わせ ]

ぱわあくらふと

TEL/072-872-2141

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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