掲載日:2012年05月22日 オフロードアイテムレビュー
バイクを構成するパーツにはスプロケットなどの鋭利な金属製パーツがあり、エンジンやホイールの脱着ではその重量が思わぬケガを引き起こすこともある。だから、ライディング時にグローブが不可欠なように、メンテナンス時にもグローブは欠かせないアイテムなのだ。そうしたメンテナンス時に使いやすい、ダイレクトなフィーリングとタイトな装着感を両立したDRCメカニックグローブが新発売された。通気性と伸縮性にすぐれた素材を使用しているのが特徴になっている。
[ レビュー ]
テストはモトショップ・ストラーダ代表の渡辺氏にお願いした。Tレンチ、ドライバー、プライヤーなど、日常的な業務で使用頻度の高い工具で実作業し、そのインプレッションを語ってもらった。
「メカニックグローブには操作性を重視した薄手と、プロテクション性を重視した厚手の2種類があるのですが、これはその中間の厚さになっています。操作性とプロテクション性のバランスがよく、ドライブチェーン調整では操作しやすく、タイヤ交換ではケガ防止になると思いました。その代わり、どこかに特化している面がないので、インパクトレンチといった高負荷のかかる作業時のプロテクション性までは持ち合わせていないように感じました。
けれど、指先までしっかりフィットして工具を確実に持つことができるので、日常的なメンテナンスでは使いやすさが感じられます。サンデーメカニック用としてなら、文句ない仕上がりになっていると思います」と、その使用感に高評価を下してくれた。
[ アイテム詳細 ]
①手の甲部分にはストレッチナイロンメッシュを使用。通気性と伸縮性にすぐれる特性があり、手の動きを妨げず、つねに快適な着け心地を提供する。
②指先にはエアベント加工が施されたシンセティックレザーを配置。柔軟さと耐久性を両立しつつ、通気性も確保している。指先までぴったりフィットするのも特徴だ。
③手のひら部分はすべりにくいシンセティックレザーを使用。スポンジフォーム入りのパッドを配置し、衝撃を軽減。疲労軽減効果も発揮するという。
④締めつけ調整フラップを手の甲側にしているのは、操作性を損なわないための配慮。手首まわりはネオプレン素材とし、手首の動かしやすさとフィット感を両立している。サイズはM、L、XLとなっているが、一般的なライディンググローブのS、M、L相当のタイトさになっている。購入前には試着をおすすめしたい。
[ ポイント ]
メンテナンス時のマストアイテム。良好な装着感
[ 製品情報 ]
メーカー/DRC
販売元/ダートフリーク
製品名/メカニックグローブ
価格/2,625円
重量/26g(Mサイズ片側、編集部実測値)
カラー/ブラック
サイズ/M、L、XL
素材/ストレッチナイロンメッシュ、シンセティックレザー、ネオプレン、スポンジフォーム
[ お問い合わせ ]
TEL/0561-86-8301
[ 記事提供 ]
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