掲載日:2012年03月13日 オフロードアイテムレビュー
約15L容量のタンク内にポンプユニットを設置することでコンパクト化し、電源はクルマのシガーライターソケットから取るので発電機も不要。さらに本体底部に車輪を装備することで持ち運びやすくしている洗浄機がダートフリークから新発売となった。噴射ノズルを回転させることで、ストレートから霧状へと水流を変化させられるので、洗車やシャワーとしても使えるのが特徴になっている。ホース長6m、電源コード3mと、取りまわしやすさも考慮された装備となっている。
[ レビュー ]
河川敷ダートコースを約30分ほど周回し、車体に付着した泥を落とすことで、洗浄力と使い勝手をチェックしてみた。テスト当日は晴天でコースもドライコンディションだったが、2日前に降った雨で、ところどころ水たまりが残っている状態だった。操作は簡単で電源コードをトランポのシガーライターソケットに差し込み、本体背面のスイッチをオン。噴射ノズルのトリガーを引けば水が勢いよく出てきた。水流をストレートにすれば、泥汚れは予想以上のスムーズさで落ちていった。霧状のほうが広範囲に水を噴霧できるけれど、洗浄力はストレートのほうが強い。霧状水流は水たまりのないドライコンディション走行後に使うと考えておくといいだろう。また、ストレートのほうが威力は強いとはいえ、コイン洗車機を何回か連続しなければ落ちないほどの泥汚れを落とすのは正直厳しい。ただ、発電機を必要とせず、洗浄用の水を別に携行しなくてもいい点は高く評価できる。コストパフォーマンスのよさも特筆ものだ。
[ アイテム詳細 ]
①噴射ノズル先端の黒い部分を回すことで水流の形状を変更できる。ドライコンディション走行後のホコリ汚れ程度なら霧状態で十分に洗浄できる。
②ストレートは、手のひらに当てると痛さを感じるほどの水圧を発揮。マシンが泥団子になってしまうようなマディコンディション走行後に使用するには力不足を感じてしまうが、それ以外なら「使える」と感じられる。
③ダート走行後のリヤまわり。泥汚れが付着している。
④ストレートで洗浄した後。しっかりと泥汚れが落ちているのが分かる。
⑤本体底部の車輪。ロック機能付きでトランポ収納時に動きにくいのもいい。
⑥10Lガス缶との比較。全長は長いけれど、同じ高さに収まっているのが分かる。タンク容量が15Lなのを考慮すれば、かなりコンパクトに仕上がっているのが分かるはずだ。付属のノズルを装着すれば、手洗い、シャワー、ブーツ洗浄にも使える。
[ ポイント ]
手軽に使えてコストパフォーマンスはかなりいい
[ 製品情報 ]
メーカー/AQUA CARGO
販売元/DIRTFREAK
製品名/ポータブルウォッシャー
価格/1万2800円
重量/4.2kg
サイズ/タテ410×幅230×高さ360mm
放水能力/毎分2L
使用電源/DC12Vシガーライターソケット
消費電力/60W
[ お問い合わせ ]
TEL/0561-86-8301
[ 記事提供 ]
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