

掲載日:2015年02月18日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/三上 勝久(FRM) 写真/GASGAS ライダー/大川原 潤、春木 久史(BIGTANK MAGAZINE)
スペインの名門トライアルバイク・オフロードバイクメーカーである『GASGAS』(ガスガス)。その歴史は案外若く、メーカーとして量産車の製造を開始したのは1985年のこと。やはりトライアルの名門であった『ブルタコ』の元社員2人が中心となって立ち上げたガスガスは、設立8年目の1993年にはジョルディ・タレスによって世界選手権トライアルのタイトルも獲得。以後1995年まで3連覇する強さを見せた。
最初のエンデューロモデルの生産は1989年で、1994年にはポール・エドモンドソンのライディングにより世界選手権のタイトルを獲得。2003年以降はタイトルからは遠ざかっているものの、イヴァン・セルバンテス(現KTM ※記事掲載時点)ら多くのトップライダーがガスガスに乗り、華々しい活躍を見せている。
日本では2014年までアルプスヴァンが『GASGAS JAPAN』として活動していたが、2015年11月1日より、今後は『MVアグスタジャパン』がガスガスのエンデューロモデル、デュアルパーパスモデルを輸入販売していくことが発表された。トライアルモデルは京都の株式会社マーチが担当するとのこと(ランドネは2社が同時に扱う)。なお、アルプスヴァンも従来モデルのパーツについて、在庫分のみ販売するとアナウンスしている。
日本において新体制となったガスガスの2015モデルを、MVアグスタジャパンが試乗車として5モデルを用意。千葉県印西市にある『オフロード印西・凸凹ランド』で試乗会が開催されたので、そこでのインプレッションをお届けしよう。
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