

掲載日:2013年09月09日 試乗インプレ・レビュー
インプレッション/中村 泰介 まとめ/ダートライド編集部 写真/佐藤 春道、ヤマハ発動機
写真の青いプラスチックパーツの下にエアクリーナーが収まり、手前の小さな黒いシート先端部品下にガソリンタンクのキャップ部がある。クリーナーカバーはボルト3本で固定される。
前方吸気・後方排気のレイアウトは前年モデルから継続し、ピストン形状、吸排ポート形状、動弁系から点火&噴射マップなど、性能にかかわるパーツのほとんどを一新した。オフセット&後傾シリンダーは踏襲。
走りに大きく影響する2014年モデルで大きく変わった点が、エキゾーストパイプの取り回し方法。後方から出たパイプは、エンジンを取り囲むように1周してからサイレンサーに繋がる。
ブリッジのないハンドル周りは、ハンドルクラウンの剛性が最適化され、ハンドルホルダーもラバーマウントに変更になった。ヘッドパイプ位置は、2013年モデル比で10mmライダー側に寄った。
ヤマハのYZ-Fシリーズは、フロントフォークのばねを従来型の金属コイルを使っているのも特徴(KYB製)。信頼性を重視しての事という。フロントアクスル径は、20mmから22mmにアップしている。
エッジの効いた新しいデザインを含め、同時発売のYZ250Fと共通項は多く、メカニックでもクラッチカバーのサイズと、サイレンサーの位置以外では見分けが付かないという。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!