

掲載日:2013年08月01日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/三上 勝久 写真・取材協力/KTM ジャパン
2014モデルのSXシリーズは、2013年モデルでリニューアルされた事により、細部の変更に留まる……と思われていたのだが、実際にはフルモデルチェンジに近い内容の変更となった。
2013モデルとの最大の違いは、250/350 SX-Fがこれまでの6速から5速に変更された事だ。この変更はエンジンの軽量化を目的として行われたものだが、ギア1枚を減らしてまでエンジンの軽量化を狙うあたり、KTMの執念が感じられるところだ。軽量化された重量はわずか250gだが、その執念は450 SX-Fのクランクケースにまで及ぶ。セルスターターオンリーとなった450 SX-Fのクランクケースからキックスターターを装備していた頃の名残であるドームを排除し、ここも軽量化している。こうした細部まで徹底した見直しによって、2014モデルはさらに軽く乗りやすいマシンに仕上がっているのだ。
シャシーもフロントサスペンションのセッティングを変更し、トラクション性能、フルボトム時の特性を向上している。また、フォームを最適化、快適性と安定性を強化したシート、ハンドルバーパッドをルックスと性能に優れる新製品にし、ピストン系を10mmから9mmに小径化した新設計ブレーキマスターシリンダーを採用するなど細部まで手が入っている。
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