


掲載日:2009年03月02日 試乗インプレ・レビュー
ベースとなった690エンデューロよりも、ともに25mmストロークアップされた前後サスペンション。ハイスピードでのギャップ進入も苦にしないほど限界が高い。その反面、足着き性に関しては身長175cmの本誌スタッフが跨っても両足同時に届かない。頻繁に信号待ちをするシーンは苦手といえるだろう
ゼッケンスペースのあるEXC系フロントマスクを採用。ベースの690エンデューロは国産トレール同様H4バルブなのに対し、Rはより軽量で薄いバルブとライトリフレクターだ
スピードメーターはEXC系ではなく、かといって690エンデューロの針によるタコメーターでもない。それらの中間デザインといえるもの。視認性と機能のバランスがちょうどよいと感じた
エンジンはフューエルインジェクションを採用した654ccシングル。2007年の新設計によって生まれ変わった690シリーズを一新る
フロントブレーキはブレンボ製。ほどよい硬さのタッチとコントロール性に好感が持てる。ローターにはレーサーらしくパーツナンバーが刻印されている
リヤブレーキもブレンボ製で1ポットタイプ。スイングアームはアルミ鍛造製で超軽量。リヤサスペンションはリンク式を採用している
サイレンサーはEXC系に比べると格段に重いが、ユーロIIIをクリアした環境性能の高いもの
シートはクイックフックによって工具なしではずせる。シート下にはインジェクションのマップセレクトスイッチがあり、ソフト/スタンダード/アドバンスの3つからパワー特性を選ぶことが可能。ちなみにソフトモードだと250トレールのように穏やかな印象になる
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