Wise Beta Raicngの小川 毅士が自身初の最高峰クラス優勝を果たす

Wise Beta Raicngの小川 毅士が自身初の最高峰クラス優勝を果たす

掲載日:2014年11月05日 エクストリームトライアル    

全日本トライアル選手権中部大会
国際A級スーパークラスで初勝利

2014年10月12日に愛知県岡崎市キョウセイドライバーランドで開催された全日本トライアル選手権中部大会(MFJ全日本選手権第6戦)で、Wise Beta Raicng(ワイズ ベータ レーシング)の小川 毅士(おがわつよし)選手が自身初の最高峰クラス優勝を果たした。

小川選手は、2000年から全日本選手権に参戦し、国際B級、国際A級と順調に昇格した。その上のクラスになる『国際A級スーパークラス』へは、国際A級の中から年間ランキング上位5人のみに昇格資格が与えられ、且つランキング11位以下のライダーは翌年は国際A級に降格となる、極めて限定されたクラスとなり、小川選手は2003年にランキング2位を得て、2004年より国内最高峰クラスになるこの国際A級スーパークラスに参戦している。

2006年から2007年は拠点をイタリアに移し、世界選手権とイタリア選手権に挑戦。2010年よりマシンをホンダからベータにスイッチし、所属チームも変更。今シーズン(2014年)からはチームメイトであり、昨シーズンまで国際A級スーパークラスに参戦していた宮崎 航(みやざきわたる)選手をアシスタントとして迎え、更に体制を強化して臨んでいた。

今回の嬉しい勝利は、実に最高峰クラス参戦開始から11シーズン目にして得た初のもの。高い実力は以前より定評があった小川選手だが、なかなか結果に結び付けられないレースが続いていて、さまざまな試行錯誤と経験を重ね、つかんだ初勝利となった。今後のレースも期待したい。

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