文/ダートライド編集部
KTMジャパンは、ダカールラリー13連覇を達成したラリーコンペティションマシンの2015年ラリーシーズン用ニューマシン、『KTM 450 RALLY レプリカ』を日本国内の正規ディーラーを通じて特別受注販売することを発表した。
今回のKTM 450 RALLYレプリカは、2015年シーズン用に新たに開発したファクトリーコンペティションマシンのベースモデルそのものになる。そのポテンシャルは数々のレース結果実証しているが、更にKTMラリーチームとマシン開発部門、そしてロードレーサーを含むKTM全モデルのインダストリアルデザインを手がけるキスカ・デザインとの連携によって、このブランニューマシンには新技術が投入されているという。
具体的には、発表されている内容は次のもの。
・450 SX-Fベースの新型SOHCエンジン
軽量化、パフォーマンスの向上、敏捷性の向上
・完全新作のボディーワークとリアタンク(サブフレーム)
重量バランスとエルゴノミクスの向上
・新型トレリスフレーム
敏捷性の向上、重量の軽減
・リアサスのリンクとショックをリワーク
快適性と安全性の向上
・新型リードブックタワー
重量の軽減、視認性の向上と、アクセス性を向上
この他に、KTM 450 RALLY レプリカは、2015年シーズンを戦うKTMファクトリーコンペティションのベースマシンとしてフルスペックに仕立てられていて、注文時にはライダーの好みによって様々な仕様追加、変更が可能になっている。
申し込みは国内のKTM正規ディーラーで受け付ける。価格350万円(税別)で、受注期間は2014年7月30日(本社オーダー完了分)までとなっている。価格と仕様は発売前に予告なく変更になる場合がある、とのことだ。なお、製造時期は2014年10月以降を予定しているので、デリバリー時期などについては直接店頭で相談してほしい。
KTM 450 RALLY レプリカ
エンジン種類/水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量/449.3cc
内径×行程/95×63.4mm
始動方式/セルスターター式
変速機/6速
マネジメント/Keihin製 EMS WITH EFI
潤滑方式/2個のオイルポンプによるオイル圧送式
クラッチ形式/湿式多板・油圧操作式
フレーム/クロームモリブデン鋼
サブフレーム/自立式サブタンク(18L)
ハンドルバー/Renthal製アルミニウムΦ28/22mm
フロントサスペンション/WP-USD Φ48mm
リアサスペンション/WPリンク式モノショック
サスペンションストローク/F/R 300/300mm
ブレーキ(ディスク径:F/R)/300/240mm
リム(F/R)/1.60 X 21'' 2.5 X 18''
シート高/960mm
燃料タンク容量/約33L
半乾燥重量(燃料含まず)/約140kg
メーカー希望小売価格(本体価格:税別)/350万円
[問い合わせ先]
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