掲載日:2014年11月12日 エクストリーム › モトクロス
取材・写真・文/ダートライド編集部 取材協力/ヤマハ発動機株式会社
2014年の全日本モトクロス選手権最終戦にアメリカからゲスト参戦した、クーパー・ウェブ選手。彼の人となりや走りの様子は既に お伝えしているが、金曜日の短い時間には会場に持ち込まれた彼のマシンを間近で見ることができたので、外観からの様子をお届けしたい。
01スポーツランドSUGOの会場では、エンジンセッティングにパワーチューナーではなくノート型パソコンを使っていた。車体から出ているケーブルの先がノートPC。
02スタートで前に出る必須アイテム、ホールショットデバイスはワークスコネクション製を使用。サスペンションはKYBになる。
03エキゾーストパイプからサイレンサーまで、排気系はすべてFMF製を使用。F4.1はGYTR(USヤマハの純正オプション品)で購入可能な商品になる。
04スプロケットもGYTR製を使用。オフセットアクスルブロックのメーカー名は分からなかったが、カッパー系のアルマイトが印象的。
05エアフィルターには、アメリカでシェアを伸ばしているDT-1製を使用。クリーナーボックスとの接触面にネオプレーンを使った高機能品だ。
06KYBのリアショックは、上部で複数のセッティングが行えるスペシャル品。日本でも多くのファクトリーライダーが使用するもの。
07詳細は分からなかったが、ヘッドパイプ付近にGETシステムのダイヤルスイッチのようなものを装備。電気系のパーツと予測される。
08ハンドル右には同じGETシステムのマップ切り替えスイッチを装備。これは点火タイミングのマップ切り替え用だろう。
09アメリカプロレースでは圧倒的な採用率を誇るARC製レバーを使用。転倒で折れず、曲がっても手で戻せるという特徴を持つ。
10エンジン下部や周辺にある補機類を保護するために、ライトスピード製のカーボンガードを装備。USヤマハの純正オプション品としてラインナップされている。
11ブレーキセイバーは汎用品を使用しているように見えるが、ティップ部に溶接されているのが目を引く。ペダル自体はノーマルに見える。
12ガソリンタンク下部は、エンジンからの放熱を少しでも防ぐ目的か、アルミシートで覆われている。真夏のレースではカスタムの常套手段。
13ステップはセンターに補強のないタイプを使用。それほどワイドタイプではないが、チタン製のカスタム品である可能性が高い。
14シリンダーは、ポートとヘッドを含んだGYTR製のアッセンブリー品に換装。FMF製エキパイの途中に見える追加パーツが気になるが、詳細は不明。
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