
文/ダートライド編集部
2013年にとうとう日本に上陸したレッドブル・エックスファイターズ。フリースタイルモトクロスの世界的大会としてはケタ違いのスケールで、当初は「本当? 信じられない!」という声が出る程のサプライズだった。
大阪大会というか、日本でのエックスファイターズの開催に最大の功績を果たした佐藤 英吾選手は、本当に残念ながらこの大会の出場が叶わなかったが(練習中の事故により亡くなられた)、2013年大会に足を運んだ人であれば、彼のスピリッツが西の丸庭園に溢れていたのは、周知のことと思う。そういった面もあり、大阪での決戦はよりエナジーに燃えるものがあった一瞬一瞬であったが、今年もそんな熱いヤツらが大挙して押し寄せる。
しかも、2014年のレッドブル・エックスファイターズは、世界的に見てもやや変則的な大会フォーマットになることが決まっている。ひとつは、ナイターではなく日中の開催になること。どの国でも、ライトアップされた会場でエキサイティングなショウが繰り広げられるのがほとんどだが、今回は大阪の街が見渡せる時間帯での勝負となる。当然、見栄えも変わってくるし、ライダーのメンタルも変わってくる。2014年大会で見逃せないポイントのひとつとなる。
もうひとつは、予選である土曜日のランが一般公開されること。これは、さきほどのデイ開催よりさらにレアで、レッドブル・エックスファイターズの過去を振り返っても、この日が公開されることはまずなかった。決勝に進出するには、そもそもこの予選を勝ち抜かなければいけないわけで、2日間会場に足を運べば、世界的フリースタイルモトクロスの白熱したトリックが数多く堪能できることになる。
エキサイティングな2日間を満喫する前に、ダートライドで過去に大阪大会に向けて作成した記事を紹介するので、ぜひ会場に足を運ぶ前に、一読いただきたい。期待に胸躍る大阪大会まで、あと少しだ。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!