
写真・文/Red Bull Content Pool
メキシコ戦のチケットは完売し、闘牛場「Monumental Plaza de Toros」は観客で埋め尽くされた。その観客を越える勢いだったのが豪胆なライダーたちだ。ファン3万8,000人の歓声を受けてエネルギッシュにトリックを披露した。開幕戦の結果は、レヴィ・シャーウッド(ニュージーランド)が1位、ジョシュ・シーハン(オーストラリア)が2位。3位にダニー・トーレスが続いた。
メキシコ・シティ(メキシコ):レッドブルX-Fightersワールドツアー2014がメキシコ・シティで感動的に開幕し、シーズン中に繰り広げられる壮大なフリースタイル戦が4大陸を駆け巡る。開幕戦では、2012年の総合チャンピオンのレヴィ・シャーウッド(ニュージーランド)が優勝を手にし、期待の新人ジョシュ・シーハン(オーストラリア)が2位。2011年総合チャンピオンのダニー・トーレス(スペイン)が3位に続いた。一方で、2013年総合チャンピオンのトーマス・パジェス(フランス)は準々決勝で敗退。意外な結果にファンやライダーたちは驚きを隠せなかった。
闘牛場「Monumental Plaza de Toros」は3万8,000人の観客に埋め尽くされた。今回のコースはシリーズの中で最も難関なコースで、闘牛場の壁画の蛇神「ケツァルコアトル」がそれを象徴しているようだ。会場では、世界最強のライダーたちがトリックや高さ15mへのジャンプを決めてオフシーズン中の成果を披露した。
シャーウッドは「自分のペースで」と試合に臨み、文字通り開いた口がふさがらない「キス・オブ・デス(Kiss of Death)」バックフリップや滅多にお目にかかれないターンテーブルをはじめとするトリックを完璧に決めていた。しかし、レースは激戦となり、挑戦者のシーハンが5カテゴリー中の2カテゴリーの判定で有利に立った。「相手を意識せずに、ベストを尽くすことに集中した」、「シーズン中は、とにかく自分流を貫くつもり」とシャーウッド。
さらに、「メキシコ・シティの観客のおかげで、最高に盛り上がったね。最高だよ。何とも言えない」と笑った。
いつものことながら観客に人気のトーレスは一流のパフォーマンスを見せた。膝の怪我が完治すれば優勝も期待できる。一方のパジェスは、いつもなら完璧にこなすフレア540でスリップし、パフォーマンスの流れが一瞬中断したものの、かろうじて5位につけた。
次戦は5月24日(土)と5月25日(日)に大阪城公園西の丸庭園にて開催予定。大阪大会のチケットは現在発売中で、これまでのセット販売に加えて、先日より1日券の購入が開始となった。希望者は下記から購入できる。
http://www.redbullxfighters.com/ja_JP/event/osaka-2014
1位 | レヴィ・シャーウッド(ニュージーランド) |
2位 | ジョシュ・シーハン(オーストラリア) |
3位 | ダニー・トーレス(スペイン) |
4位 | アダム・ジョーンズ(アメリカ) |
5位 | トーマス・パジェス(フランス) |
6位 | ロブ・アデルベルク(オーストラリア) |
7位 | ハビエル・ヴィレガス(チリ) |
8位 | マイケル・メルロ(スペイン) |
9位 | リボー・ポドモル(チェコ) |
10位 | レミ・ビズワー(フランス) |
11位 | レリック・ルイズ(メキシコ) |
1位 | シャーウッド(100ポイント) |
2位 | シーハン(80ポイント) |
3位 | トーレス(65ポイント) |
4位 | ジョーンズ(55ポイント) |
5位 | パジェス(45ポイント) |
6位 | アデルベルク(35ポイント) |
7位 | ヴィレガス(30ポイント) |
8位 | メルロ(25ポイント) |
9位 | ポドモル(20ポイント) |
10位 | ビズワー(15ポイント) |
11位 | ルイズ(10ポイント) |
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