
写真・文/Red Bull Content Pool
日本の地元ヒーロー、東野貴行がレッドブルX-Fightersで初勝利。ワールドツアー2013の首位を走るフランスのトム・パジェスに激しい揺さぶりをかけた。大阪城を背にスリル満載のファイナルが開催され、1万2千人の地元ファン、そして、テレビ中継を通して世界中の観衆が注目する中、世界最高のフリースタイル・モトクロスシリーズが待望の東アジア初開催を果たした。
大阪(日本):レッドブルX-Fightersの日本初開催で、東野貴行(日本)がトム・パジェスを制して見事な逆転勝利を果たした。東野の巧みなトリックや予想外のパジェス打倒に、日本中が沸き立った。大阪戦3位にはアダム・ジョンズ(アメリカ)。レッドブルX-Fightersワールドツアー2013では、4戦ですでに4人の勝者を生み出している。来月開催されるマドリード戦を前に、レッドブルX-Fightersワールドツアー2013の先頭を走るのは、相変わらずパジェスだ。
日本伝統にスポットライトが当てられた当日の夜、準々決勝から準決勝、そして、パジェスと対決した決勝まで、東野の巧みなジャンプに観衆が大興奮した。空中トリック中には距離30m、高さ15mのジャンプが可能となる本戦会場。ここでの優勝最有力候補だったのが、金曜日に行われた予選を圧倒的な強さで通過したパジェスだった。ところが、日本のエース28歳の東野がレースの主導権を握った。東野は大阪城西の丸庭園に隣接したスリリングな会場からわずか15分離れた町で生まれ育った。故郷の大阪を離れてFMXの盛んなカリフォルニアに移住したのは7年前のことだ。土曜日のその日、彼は日本の伝説となった。
1位 | 東野貴行(日本) |
2位 | トム・パジェス(フランス) |
3位 | アダム・ジョンズ(アメリカ) |
4位 | ロブ・アデルベルク(オーストラリア) |
5位 | レヴィ・シャーウッド(ニュージーランド) |
6位 | デニー・トーレス(スペイン) |
7位 | ハビエル・ヴィレガス(チリ) |
8位 | デビット・リナルド(フランス) |
9位 | ジョシュ・シーハン(オーストラリア) |
10位 | 鈴木大助(日本) |
1位 | パジェス(325ポイント) |
2位 | アデルベルク(265ポイント) |
3位 | トーレス(245ポイント) |
4位 | シャーウッド(190ポイント) |
5位 | 東野(165ポイント) |
6位 | シーハン(110ポイント) |
7位 | ジョンズ(110ポイント) |
8位 | リナルド(105ポイント) |
9位 | ヴィレガス(85ポイント) |
10位 | メレロ(60ポイント) |
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