モトクロスライダー辻 健二郎が2013年、AMA-SXに参戦! Vol.15~後日譚~

掲載日:2013年07月17日 ツジケンAMA-SX参戦記    

文/辻 健二郎

モトクロスライダー辻 健二郎が2013年、AMA-SXに参戦! Vol.15

一見すると気が付かないかもしれませんが、ツジケン選手が被るヘルメットはカスタムペインティングされています。さらには、練習用ヘルメットにもそのデザインは取り入れられ、彼のライディングを彩っています。

ヘルメットはカスタムペイント品
YFデザイン

前回ご紹介したアライヘルメットは、カラーペイントした別バージョンも用意しています。そのカラリング担当が、YFデザインです。このデザインになってから、気が付けばもう8年になります。変わらず気に入って被り続けていますね!! 当初、お世話になり始める時には簡単にイメージを伝えただけでしたが、初めからインパクトのあるデザインと“KT”マークが、ガッツリとヘルメットの両サイドを飾っていて、「これが自分のヘルメットだ!!」という物凄い愛着を感じました。帽体が古いので被る事はありませんが、安全だったら8年前のものでも今でも被りたいと思うほど、気に入っています。

 

因みに、練習用としてアライヘルメットから提供していただいている、“侍ヘルメット”もYFデザインからのデザインで、日本では扱われていないのですが海外では市販モデルとして市場に出ているモノです。YFデザイン曰く、これ考案した時には、「ツジにピッタリ」と思ったデザインだったらしいです。光栄ですね。侍ですよ!! YFデザインの代表である深澤さんは、話をすると内側からにじみ出る熱い情熱があり、何時も刺激と活力を頂いています。以前に聞いた話ですが、今でも、レースやイベントなどデモ走行をしている、ランディ・マモラ(編注:アメリカ出身のロードレースライダーで、派手なパフォーマンスなどが当時、好評を得ていた)のヘルメットも塗っているらしく、作業中の現物をショップで見かけた事もありました。

 

デザインを絞り出すのは大変な作業だと思いますが、イメージをデザイン、ペイントし、ヘルメットを創り出す工程を、情熱があるからこそ創造し続けているのでしょうね。まさにOnly oneの魅力です。是非、Checkしてみてください。

 

<YFデザイン>

 

 

 

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プロフィール

辻 健二郎

辻 健二郎

1975年8月8日 山口県徳山市(現 周南市)生まれ

父親の影響で3歳の時にモンキー(ホンダ)を緑地公園で乗せてもらったのが初ライド。週末は、家族みんなが父親のモトクロス練習&レースについて行く。そんな環境下、行った先で山の中を草木や泥にまみれて遊ぶのが日常だった。これが彼のバイクライフの原点になる。自己評価は、ポジティブに捉えると真面目で実直と言われるが、見方を変えれば頑固で自分を曲げない性格、との事。不器用だからスムーズに事が進まないが、この性格を理解してくれる周りに支えられ、モトクロス道を進んで来ている。大好きなボブ・マリーの曲、"JAMMIN'"から名前を取ったバイク仲間との倶楽部も活動中。何事も「enjoy!」が信条。

 

なお、随時申し込みがあれば個別のスクールを実施しているので、「ツジケンに教わりたい」と思ったライダーはぜひ問い合わせて欲しい。

【モトクロス塾】

 

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