掲載日:2013年07月10日 ツジケンAMA-SX参戦記
文/辻 健二郎
今回は、オフロードユーザーに限った話しでない、重要なスポンサーさんを紹介します。ツジケン選手もその重要性は常に感じ、確かな眼力で選定して使ってもいるようです。
一番守らなければならない部位
アライヘルメット
オートバイに乗る上でもっとも保護しなければならない部位はどこでしょうか? それは頭部です。一般道にしてもクローズドコースにしても、頭部への障害で最悪の結果を招いてしまうケースは、相変わらず少なくないと聞きます。そんな部位を守るヘルメットは、アライヘルメットのV-Cross 3を被っています。近年、日本の市場にも海外メーカーのヘルメットが次々と増えてきましたが、オレは一貫して安全への信頼性が1番だと思い、アライヘルメットを使い続けています。オレの体験を、よければヘルメット選びの参考にしていただければと思います。
V-Cross 3は、被っている時のフィット感が申し分なく、覆ってくれる部分が広く、転倒などで頭をぶつけた際にピンポイントで衝撃がなく、頭へのダメージが少ないと感じています。実際、何度か大きなクラッシュで強くぶつけたような跡や擦り傷がヘルメットに残っていた事が有りますが、頭にはダメージがなかったので、しっかりと守られているという証です。大事な頭を守っておくというのは、ライディングを楽しみ続けるためにも重要なポイントです。ヘルメットを作り続けてきたアライヘルメットでは、創業当初と変わらない信念、安全面へ重点を置き、ぶれないヘルメット作りをされています。下記は、アライヘルメットの担当者から頂いた情報で、今回、初めて知った事実などもあり、更に信頼性が高まりました。
アライヘルメット 上 幸一氏より
現在、世界的にヘルメット自体の形が昔にも流行りました空力や見た目のフォルムを意識した変形ヘルメットが流行っている状況ですが、アライヘルメットは約60年前に先代の社長が日本で始めて乗車用ヘルメットを作り、ライダーの頭を守るために安全性に妥協をしないヘルメット作りをしているメーカーであり、アライヘルメットが納得をしない安全性の物は、いくら利益を見込めても作らない。それは現在の社長(株主)も同じ考え方で、この理念に賛同する多くの従業員でヘルメットを作っているプロ集団になります。ですから、“本来のヘルメットの役割が何か”を念頭に物作りをしてりるメーカーとして今年(2013年)は、アライヘルメットの伝統のフォルム「R75シェイプ」をコンセプトに行っています。参考資料と弊社HP上の動画をお知らせするので、参考にしてください。
(もちろん、モトクロス用ヘルメットも同じ考え方で長年作っています)
辻 健二郎
1975年8月8日 山口県徳山市(現 周南市)生まれ
父親の影響で3歳の時にモンキー(ホンダ)を緑地公園で乗せてもらったのが初ライド。週末は、家族みんなが父親のモトクロス練習&レースについて行く。そんな環境下、行った先で山の中を草木や泥にまみれて遊ぶのが日常だった。これが彼のバイクライフの原点になる。自己評価は、ポジティブに捉えると真面目で実直と言われるが、見方を変えれば頑固で自分を曲げない性格、との事。不器用だからスムーズに事が進まないが、この性格を理解してくれる周りに支えられ、モトクロス道を進んで来ている。大好きなボブ・マリーの曲、"JAMMIN'"から名前を取ったバイク仲間との倶楽部も活動中。何事も「enjoy!」が信条。
なお、随時申し込みがあれば個別のスクールを実施しているので、「ツジケンに教わりたい」と思ったライダーはぜひ問い合わせて欲しい。
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