モトクロスライダー辻 健二郎が2013年、AMA-SXに参戦! Vol.12~後日譚~

掲載日:2013年06月26日 ツジケンAMA-SX参戦記    

文/辻 健二郎

モトクロスライダー辻 健二郎が2013年、AMA-SXに参戦! Vol.12

今回も、ツジケン選手のスーパークロス参戦をガッチリとサポートしてくれた方のご紹介をします。オフロードバイクのパーツといえば、もはや外せない存在の……。そしてツジケン選手、異様にハンドルに拘りがあるようです。

バイクも身体もサポート
ダートフリーク

みなさん、ども! こんにちは。前回はオレを精神的にも支えてくれるニシムラトレーディングを紹介しましたが、今回からはダイレクトに部品などでサポートしてくれているところを紹介します。それが、オレのスーパークロス参戦用マシンで多く使っていたアクセサリーパーツで、ダートフリークのブランド、『ZEAT』『DRC』の物を中心に編成しています。細かい箇所で、ブレーキのキャップ、オイルキャップ、ラジエターホースと、赤で統一された小物パーツで固めていて、特に削りだしパーツは“Looks Good”です。ZEATもDRCも、カラー展開が豊富なので、ライダーが自由に好きなアレンジを楽しめるのも魅力のひとつです。特に、ラジエターホースを色変えするとマシンのイメージをグッと変える事が出来るので、お薦めです。バイクは速く走るのも楽しいけど、こうやってマシンを自分好みにアレンジするのも大きな楽しみで、ダートフリークのパーツ類は、価格がリーズナブルなのもうれしいポイントです。

 

ハンドルは、ZEATのCXハンドルバーを好んで使用しています。ブレースがあるスタンダード径(22.2mm)のバーで、オレはFAT typeよりもハンドリングに『しなり』『動き』が少なく、路面の情報を感じ取り易い印象でこれを使い続けています。少しカッチリした感じですが、硬さを感じる程ではないので気に入っています。一方のFAT type(SX3ハンドルバー)は、限界剛性は高く作られていますが、しなりや僅かな動きがあるので、ライダーの好みでチョイスするのがBestです。ベンドの種類も多く、乗り方や骨格、身体の使い方で、人それぞれ乗り心地のいいベンドがあるでしょうから、色々なベンドの置いてあるショップで握って試してみるとイイと思います。オレの経験からですが、コーナーを重視してマシンをセットアップする場合は、少し手前に倒れているハンドルだとフロント周りに体重を掛けやすく、コントロール性、接地感が上がります。フープス、ジャンプの多いコースでは縦の動きが多いので、比較的ハンドルが立っているとコントロール性は良く感じます。ただ、片方に振ってしまうと特性が偏ってしまうでしょうから、オレの場合は、マシンに着けていない状態でハンドルを握って、自然な感じと、倒したり起こしてどの角度でも違和感のない物を探すようにしています。違和感の少ないハンドルバーだと、倒したり立てたりしないでも身体の動きを積極的に作ることが出来、コントロール性や接地感を高められると思います。

 

オレがスーパークロスで着たウェアも、ダートフリークで取り扱いがある『SHIFT』です。ここ数年のSHIFTは、特にデザインがシンプルなので、とても気に入っています。オレの中のマイヒーロー、Chad Reedも使っていて、ご機嫌なブランドですね。ブーツとゴーグルはFOXで、これもダートフリークの協力で、以前は全身FOXでサポートして頂いていた流れから、ウェア以外はFOXになっています。ヘルメットを除けばChadと同じ組み合わせで、密かに喜んでいます。とは言っても、オレの方が先に着ていましたけどね!

 

ウェアの中に着るインナーは、DFG(ダートフリーク ギア)です。これは、数年前に出来たダートフリークオリジナルアイテムなのですが、クォリティ高いですね。バイクに乗る時に着用するのは当たり前ですが、ちょうど良い締め付け感があって、その効果から筋などが疲労してきても疲労感を軽減してくれて、トレーニング時のインナーとしても使っています。夏用(比較的汗をかきやすい時期用)と、冬用(身体が暖まりにくい時期用)の2種類があり、気温や湿度などから来るライディングへの影響も軽減されます。冬場、余りにも冷える時にはこっそりモモヒキ代わりにも使用しています。快適ですよ!!

 

このように、ライディングに必要な多様な部分をダートフリークにはサポートして頂き、また同時にオレのレース活動を長年支え続けてもらっているブランドでもあります。

 

<ダートフリーク>

 

 

 

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プロフィール

辻 健二郎

辻 健二郎

1975年8月8日 山口県徳山市(現 周南市)生まれ

父親の影響で3歳の時にモンキー(ホンダ)を緑地公園で乗せてもらったのが初ライド。週末は、家族みんなが父親のモトクロス練習&レースについて行く。そんな環境下、行った先で山の中を草木や泥にまみれて遊ぶのが日常だった。これが彼のバイクライフの原点になる。自己評価は、ポジティブに捉えると真面目で実直と言われるが、見方を変えれば頑固で自分を曲げない性格、との事。不器用だからスムーズに事が進まないが、この性格を理解してくれる周りに支えられ、モトクロス道を進んで来ている。大好きなボブ・マリーの曲、"JAMMIN'"から名前を取ったバイク仲間との倶楽部も活動中。何事も「enjoy!」が信条。

 

なお、随時申し込みがあれば個別のスクールを実施しているので、「ツジケンに教わりたい」と思ったライダーはぜひ問い合わせて欲しい。

【モトクロス塾】

 

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