掲載日:2024年08月09日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男
スポーツ/レプリカ合計台数 1,594台
夏の風物詩である鈴鹿8耐は今年も盛大な盛り上がりを見せ、地上最高峰ロードレースであるMotoGPも後半戦に突入している昨今。やはりワカモノを中心にスポーツ/レプリカモデルが注目の的!!
カテゴリー別の成約台数ランキングの一位は5月から続いてヤマハ・YZF-R25が堅持。2023年にモデルチェンジが行われた現行型の流通が広がってきていることも一因かもしれません。
二位、三位は順位が入れ替わり、ホンダ・CBR250RR、カワサキ・Ninja400と続いています。ただ、この二つのモデルの成約台数差は、わずか3台。ちなみに四位カワサキ・Ninja250まで二位~四位の成約台数差は5台と拮抗しています!! 来月はまた順位が入れ替わるかもしれませんね!
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アメリカン合計台数 823台
アメリカンカテゴリーの一位は5月と変わらずホンダ・レブル250! 12カ月連続で首位をキープしており、原付やスクーターを除くミッションモデル全体でもトップの成約台数! めちゃくちゃ強いですね!(ちなみにツアラーカテゴリーに選別されているレブル250 Sエディションは別としても一位!)
二位、三位を見てみるとヤマハ・ドラッグスター400、ヤマハ・ドラッグスター400クラシックが続いています。400ccのアメリカンとして考えると現行モデルでカワサキ・エリミネーターがありますが、ドラッグスター400は一世を風靡したことがあり、その分中古マーケットの流通台数が多いことが考えられますね。それでもドラッグスター400とドラッグスター400クラシックの成約台数を足してもレブル250には敵わないとは!
ストリート合計台数 668台
ストリートカテゴリーでは一位から三位まで順位の入れ替えはありませんでした。ただし、一位のヤマハ・SR400の成約台数が若干減り、逆に二位のホンダ・CT125ハンターカブの台数は微増しています。その差は30台を割っているので、来月あたりは、もしかすると逆転!?
四位カワサキ・W800、五位はカワサキ・250TRとランクインしています。統計では五位までしか出されていませんが、ファッション感覚で乗ることができるストリートカテゴリーはモデルレンジの幅が広いので、他のモデルの動向もチェックしてみたいところですね。
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ネイキッド合計台数 2,864台
ネイキッドカテゴリーにおいての総成約台数は5月比で約200台も増加しています。つまりこのことからは、ちょっとしたネイキッドブームが到来しているのかもしれないと考えられます。その中でも首位をキープしているホンダ・モンキー125の人気は根強いと言えるでしょう。
一方で二位と三位はカワサキ・Z900RS、ホンダ・CB400スーパーフォアVTEC Revoの順位が入れ替わりました。しかもZ900RSに関しては前月よりも成約台数が35台も増えて、ホンダ・モンキー125との差も2台と僅差で追い上げを見せています!
個人的に気になるのはCB400スーパーフォアVTEC Revoの動向で、一昨年に生産が終了していることはありますが、まだ全国的に教習車としても使われているモデルです。普通自動二輪免許を取得して最初に手にするライダーも多いと思うので今後順位がどうなるのか見守りたいと思います!
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オフロード合計台数 494台
オフロードビギナーからツーリングライダーまで幅広く人気があるヤマハ・セロー250がオフロードカテゴリーでの成約台数ナンバーワンです!
今でこそ新車モデルラインアップから姿を消してしまっていますが、初代モデルにあたるヤマハ・セロー225の登場は1985年であり、それから長い年月親しまれてきたモデルなので、流通数は豊富なのです。復活を願う声も多いので、もしかするともしかするかも?
二位のスズキ・V-ストローム250SXはオンロード志向の強いモデルでもあるので、街中での走行を日常的に行い、時々ツーリングに行くという方にお薦め。三位のホンダ・400Xは今年NX400へと名称を変えフルモデルチェンジを果たしたこともあり、従来モデルが再注目されていることも考えられます。
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ツアラー合計台数 390台
ツアラーカテゴリーでの成約台数トップスリーを見てみると、先月と同じくホンダ・レブル250Sエディション、スズキ・V-ストローム250、カワサキ・Ninja1000が並んでいます。成約台数の増減はあるにせよ不動の地位と言ったところでしょうか?
四位、五位はホンダ・レブル1100DTC、ホンダ・レブル1100と続いており、この2モデルの成約台数を足すとNinja1000を抜く数字となっています。最近街中やツーリング先で見かけるバイクを見て気づいているのですが、実はレブル250系に混ざって、結構な数のレブル1100が走っているようです。レブルシリーズの人気の高さが伺えます!
ミニバイク合計台数 1,051台
ミニバイクカテゴリーではトップスリーにカブ系が並んでいます。カブは本当に強いですね~。ただ5月の成約台数ランキングと比べてみると、二位に新たにホンダ・スーパーカブ110がランクインしてきていることが分かります(前月度は二位ホンダ・クロスカブ110、三位がホンダ・グロム)。四位こそグロムですが、五位にはリトルカブがランキングされており、もはやミニバイクはカブだらけ状態。
そのまま乗っても良し、カスタムベースとしても楽しめる。ランニングコストも安く、リセールバリューも高い。カブの魅力を挙げたらキリがないですね!
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インポート合計台数 1,893台
インポートカテゴリーの上位二モデルはハーレーダビッドソン・XL1200Xフォーティエイトとハーレーダビッドソン・XL883Nアイアンが並んでおり、これは前月同様の結果となっています。空冷スポーツスターは長年人気があるので、この結果も納得と言うとことなのですが、注目したいのは三位にBMW・S1000RRがランクインしていることです。
WSBKのホモロゲモデルとしても知られるスーパーバイクであるS1000RRは、以前から人気があるものの流通台数そのものは限られているはずなので、なぜここにきて成約台数が急上昇したのか気になるところ。
さらに五位を見ると同じくBMWのR1250GSがランキングされているので、BMWの車両全体が盛り上がっているのかも!? 来月のインポートカテゴリーの動向も要チェックです!
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