掲載日:2011年02月24日 プロが造るカスタム
人と同じモノは好きではない。ライダーにはそんな性格の人が多いのではないだろうか。しかしミニバイクはカスタムパーツも多く、イジりだしたらキリがないカテゴリー。気になったパーツを無計画にセレクトしていった結果、マシン全体がチグハグになってしまうケースもある。それではどのようにオリジナリティを表現するのか。このゴリラのカスタムマシンは、コンセプトを「ゴージャス系」とすることで、見事にまとまりのある一台に仕上がっている。
艶かしい色に塗装されたタンクを筆頭に、レガスピード製アルミスイングアーム、オーリンズのXJR400用リアサス、ヨシムラのフルエキなどなど、それぞれのパーツは個性を主張するものばかり。他にもブレーキングのローターやスピットファイヤーのプラグ、アグラスのバックステップなど、目立たない部分まで一流のパーツが注ぎ込まれている。それでも寄せ集めたように見えず、お互いのパーツが巧くバランスされている。カスタムの方向性が定まっているおかげで、メーカーが異なるパーツ同士が見事に組み合わされているのが判るだろう。
カスタムを手掛けたM.B.S.komoは、依頼者の希望から世界に一台だけのマシンを造り上げる「オーダーメイド」的なカスタム屋。オーナーが楽しく乗るためにゴージャズを追い求めた結果、こんなにもハッピーなゴリラが生み出されたのだ。
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