掲載日:2019年04月21日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
前回に続いて「第46回 東京モーターサイクルショー」の話題です。会場で改めて感じたのはカブのカスタムパーツの充実ぶりが半端ない! 商品化を見据えて絶賛開発中という参考出品もありまして、カブファンの声が届けば発売されるかも。カブを巡る市場はすごいことになっております。
DAYTONAは二台のクロスカブが展示されていました。キャンプサイトを再現したブースには旅仕様の「クロスカブ110」がおりまして、なんとリアキャリアが二階建ての構造です。ノーマルのキャリアに頑丈なキャリアをもう一段増やして積載力を大幅アップ。荷崩れ防止になるし、荷物の一部だけを出し入れするのも簡単そう。もう一台はオフロードを意識したスタイルでモトクロス用のタイヤを履いてアップマフラーに。サスのストロークを延長して走る気満々。
TAKEGAWAはカスタムパーツを装着した「クロスカブ110」がS書房様のブースに展示。ハンターカブイメージのアップマフラーは存在感があってカッコイイです。軽快なクロスカブにカスタムパーツを増し増し(リストを数えたら40品目)。重厚感を醸しています。
KIJIMAは「スーパーカブ110」に「フィッシュテールマフラー」(開発中)を装着。カラフルなスポークラップで飾って「ゆるい雰囲気」を演出していました。「クロスカブ110」のダブルシートは落ち着いた色が新鮮です。両サイドに装着したTANAXの「ミニシェルケース」は車幅こそ増えますが、元からハンドル幅も広いわけだし長いシートによく似合っていました。
今回のショーはカスタムパーツが充実してカブだけでお腹いっぱい! が、なんとしたことか「GOSHI」のハート型排口のマフラーに気づかず見逃しました。相変わらず「ゆるゆる」のまま第百回を迎えた「ゆるカブ」ですが、これからもカブを楽しんでいきますのでご贔屓に!