
掲載日:2009年07月12日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
原付スクーターの定番便利装備とも言えるフロントフック。もちろんディオにもついています。フロントポケットも備えているので、通勤・通学程度の荷物ならシート下収納スペースのお世話にならなくても大丈夫です。1.5リットルサイズのペットボトルが入る大きさなので、レインウェア程度ならここに収納OK。角度が付いているので、フックにかけた荷物と干渉しにくくなっているのも特徴です。
原付スクーターの大きな魅力、シート下収納。ディオは22リットルサイズのスペースを備えています。今回はバイクブロス冊数計測ではありませんが、手持ちの荷物をぎっちり詰め込んでみました。資料の入った通勤カバン、取材カメラ、交換用望遠レンズ、予備ライディンググローブを入れてもまだまだ余裕。フルフェイスヘルメットもLサイズなら問題なく収納できそうです。
ディオは他のモデルに比べて、特別目立つスクーターではありません。しかし、日常における使い易さや維持コスト、走行性能をトータルで考えると非常にバランスのとれたモデルであることが分かります。毎日使う「足」に求められる条件を過不足なく満たしており、その点でとても満足感のある1台。奇をてらった特殊な機能や過度なスポーツ性能は必要ない、信頼性があって乗りやすい原付スクーターを探している、そういった方にとって、ディオは魅力的な選択肢と言えるのではないでしょうか。
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