走りが良くて維持費が安い最高の足バイク

50ccよりも便利で250ccよりリーズナブル

バイクは趣味の乗り物としてだけでなく、日常の足としても優秀です。その中でも、51cc~124ccまでの「原付2種」は、利便性・コストパフォーマンスの優秀さで他の排気量を一歩リードしています。まず、50ccスクーターのように、30km/h制限や二段階右折を行う必要がないため、スムーズに交通の流れに乗れます。また、タンデムも可能です。その他さらに毎年の軽自動車税が1200~1600円と250ccの2/3以下となっているだけでなく、自動車用任意保険を契約していれば、特約を使って低額で任意保険に加入できるので、維持費用も低く抑えられます。デメリットとしては高速道路に乗れない、という制約がありますが、長距離を移動することが少ない場合、そこまで問題はありません。そんな原付2種というカテゴリの中で、最も活気があるのはスクーター。コストパフォーマンスが高く、通勤・通学などの足として、高い人気があります。今回は、そんな原付2種スクーターの中でも、特に注目されているモデルをピックアップ。あなたはどれが気になりますか?

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気になる利便性で比べる原付2種スクーター

足バイクとして気になるのは、やっぱり使いやすさ。今回は燃費、便利さの目安ともなるシート下収納、給油の手間を低減するガソリン容量、そして乗りやすさの重要ポイントであるシート高に着目しました。この4点を目安に、人気の10モデルをチェック!
※燃費は60km/h定地走行テスト値になります。

リード110
リード110
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DATA

燃費 = 50.0km/L

ガソリン容量 = 6.5L

シート下収納 = 35L

シート高 = 740mm

高バランスを追求した万能モデル
リード110は、都市部で通勤などに使用するライダーに照準をあわせ、軽量・コンパクトで低燃費な新型エンジンを搭載した最新モデルです。クラス最大級のシート下収納容量を確保しながらも、足着き性がよく取り回しに優れるのが特徴。フロントに12インチホイールを採用し、フロア下に燃料タンクを配置しているため走行安定性も高くなっています。
スペイシー100
スペイシー100
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DATA

燃費 = 45.0km/L

ガソリン容量 = 6.5L

シート下収納 = 22L

シート高 = 730mm

コンパクトでリーズナブル
扱いやすくコンパクトな車体が魅力のスペイシー100。それだけでなく、燃費の良さも特徴です。また、他の原付2種スクーターに比べリーズナブルな価格設定となっており、生産が終わって間もない今なら新車を安価で手に入れることも可能。場合によっては、現行の50ccスクーターよりお買い得なプライスがつけられているとこともあります。

シグナス125X-FI
シグナス125X-FI
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燃費 = 40.0km/L

ガソリン容量 = 7.1L

シート下収納 = 27L

シート高 = 785mm

ホットな走りのコミューター
原付2種スクーターの中でも、とりわけスポーティなテイストが強いシグナス125X-FI。
特にサスペンションとブレーキに高性能なものがおごられているため、走りという面では一歩抜けた存在です。また、チューニングパーツも豊富。快適で便利なだけでなく、熱い走りも楽しみたい、というならシグナスは最もオススメできるモデルかもしれません。
グランドアクシス
グランドアクシス
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DATA

燃費 = 39.0km/L

ガソリン容量 = 6.5L

シート下収納 = 20L

シート高 = 745mm

元気な2ストエンジン搭載
今回紹介するモデルの中では、唯一の2ストロークエンジン搭載車です。厳しくなった排気ガス規制のため、若干性能が抑えられている感もありますが、レスポンスの良さはさすが2スト。燃費では4ストロークエンジンに敵いませんが、元気な走りでは負けません。利便性一辺倒ではなく、エキサイティングな感覚も味わいたいならこのバイクでしょう。

マジェスティ125FI
マジェスティ125FI
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燃費 = N/A

ガソリン容量 = 8.0L

シート下収納 = N/A

シート高 = 710mm

カスタムパーツてんこもり
原付2種スクーターの中でも高い人気を誇るマジェスティ。海外のヤマハからの輸入モデルになりますが、カスタムパーツの豊富さは国内モデル以上のラインナップです。通勤などの足としても人気ですが、カスタムのベース車両としても人気が高く、いじって遊ぶなら最適でしょう。実用はもちろん、カスタムからチューニングまで幅広く楽しめます。
アドレスV125
アドレスV125
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DATA

燃費 = 56.0km/L

ガソリン容量 = 6.0L

シート下収納 = 21L

シート高 = 740mm

一番人気の定番モデル
国内の原付2種スクーターで、トップクラスの人気を誇るのがアドレスV125。元気の良い走り、そして先代アドレス譲りの利便性が魅力です。また、価格もリーズナブルに設定されているのも嬉しいポイント。国内の著名パーツメーカー各社からカスタムパーツも続々登場してきており、これからが楽しみなモデルと言えます。

アドレスV100
アドレスV100
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DATA

燃費 = 43.0km/L

ガソリン容量 = 6.0L

シート下収納 = 21L

シート高 = 718mm

通勤快速の代名詞
既に生産が終わってしまいましたが、発売当時はリーズナブルな価格とパワフルな走行性能でライバルを圧倒。通勤バイクの定番となっていました。中古在庫の玉数だけでなく、対応するパーツも多く、スクーターレースで活躍していたため、性能面の強化の幅は相当なもの。リーズナブルなベース車両を元に、オリジナル通勤快速を作るのも面白いかもしれません。
アジリティ125
アジリティ125
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DATA

燃費 = N/A

ガソリン容量 = 5.0L

シート下収納 = N/A

シート高 = 750mm

個性的な折り畳みシート
台湾の2輪メーカー、KYMCOが発売する原付2種スクーターです。台湾は排気量規制の関係で125ccのラインナップが豊富にあり、アジリティ125はその中の代表的なモデルの一つです。フルフェイスが入るシート下収納や、盗難防止シャッターロックなど基本装備は抜かりなし。また、タンデム側がバックレストとしても使用できる、折り畳み式シートが特徴です。

ディンク125
ディンク125
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燃費 = N/A

ガソリン容量 = 11.0L

シート下収納 = N/A

シート高 = 750mm

ヨーロピアンデザインが魅力
こちらのディンク125も、アジリティ125と同じくKYMCO製のスクーター。イタリアのデザイン部門が手がけたヨーロピアンテイストなデザインが特徴で、ヘッドライットやテールまわりの洗練された造詣は、国内モデルには無い仕上がりです。また、一人乗りだけでなく、タンデムしやすい大柄なボディもこのクラスでは珍しいかもしれません。
RV125EFi
RV125EFi
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燃費 = N/A

ガソリン容量 = 8.5L

シート下収納 = 40L

シート高 = 735mm

余裕の大型収納で利便性抜群
台湾でトップシェアを誇るスクーターブランド、SYM。その中核的モデルの一つがこのRV125EFiです。RVシリーズ最高峰の水冷4サイクルEFIエンジンを搭載し、安定した走行性能を持っています。また、シート下収納の大きさはおどろきの40リットル。ハーフキャップ2個とフルフェイスヘルメットが収納可能というビッグサイズになっています。

 

世界中の2種スクーターから最高の1台を選ぼう!

国内モデルはもちろん海外モデルにも要注

便利で使いやすい原付2種スクーターは、国内モデルだけでなく海外モデルも豊富。今回紹介した以外にも、イタリアをはじめ様々な国から日本へ輸入されています。それに対抗するべく国内原付2種スクーターのレベルも年々高くなり、リーズナブルで高性能なモデルもが出揃っています。個性やルックスで目を引く海外モデルに、信頼と実績の国内モデル。どちらを選んでも、便利で快適な原付2種スクーターライフが待っています。さて、あなたならどのモデルを選びますか?

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