掲載日:2011年09月05日 電動バイク生活
Text & Photo / GooBike
前回までの『セルフEV点検』で電気バイクならではの気軽さを体感したGooBikeスタッフ。今回は、誰でも気になる『EVで使われる電気』を通してEVの実像に迫ってみます。ということで、電気で有名なアノ街に繰り出しました。
今までのバイクとは違って電気で動くEV。前回までお届けしていた日常点検では、改めてEVの気軽さを実感しました。エンジンがない分、チェックする項目も少なくて気軽なんですね~。
さて、今回は何をするかというと、『EVの実像を暴く』という壮大なテーマでお届けしましょう。なんじゃそりゃ?と思う方もいると思いますが、ホラ、電気って見えないじゃないですか。そんなこともあって、多くのバイク好きを含めて電気が良く分からないって方は多いんです。その見えない電気を少しでも理解するために、まずは電気を目に見えるカタチにしてみようというわけです。
EVといえば、電気! そして電気といえばアキバ! 日本一、いや世界一の電気街とも言われるアキバには大手家電量販店から、相当な電気好きでないと必要としないような細かな電子部品を扱うマニアックなお店までが軒を連ねています。
今回なぜアキバに来たか? 別に怪しい電子部品を使ってシードをチューンナップしようというワケではありません(やってみたいけど……)。アキバへやってきた目的は、ズバリ計測器! 実は世の中には、電化製品の使用電力や使用料金が簡易的に測定できる節約マニア向け(?)の計測器『ワットチェッカー』なるものが存在するんですよ!! これさえあれば、日常的にかかるEVの電気代だって目に見えて把握できるというワケ。
今回からは、そのワットチェッカーを使ってテラモータース・シードの各種電気データをチェックしていきますヨ~~。今回はその第1弾です。
これが秘密兵器『ワットチェッカー』だっ! アキバの計測器専門店で購入したのは『ワットチェッカーPlus』。使用電力や電圧、電流測定、電気料金算出、など各種測定機能がテンコ盛りの測定器です。価格は1万円ほどとイイお値段ですが、色々遊べそう。しかもコレ、使用電力をCO2排出量にも換算できちゃうんです。スゴイ!! 節電マニア必携のアイテムと言えるでしょう。
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では、実際にワットチェッカーを使用して、電力関係の測定にチャレンジしてみます。電圧から電流、電力まで、普段は姿も分からない電気が数字を通して目に見える! これはオモシロイ。
電気が見えるって楽しい! ということで今回は電気測定モードを使ってシード充電中の各種数値を計測しました。測定時のシードのバッテリー残量は約90%ほど。バッテリー残量によって、今回計測した数値に変化があるかは、改めて調べる必要がありますね。次回はバッテリー残量ゼロの状態で同じ項目も測定してみたいと思います。
そうそう、気になる電気料金やCO2排出量への換算も次回以降でお届け予定です。誰でも持っているテレビやパソコンなどの電化製品と消費電力を比較してみるのも面白いかもしれませんね!乞うご期待!
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