掲載日:2011年07月27日 電動バイク生活
Text & Photo / GooBike
ここ最近ヤマハEC-03の発売やホンダEV-neoの発表など、国内メーカーの電動バイク熱がヒートアップしてきています。しかもホームセンターや大型電化製品店という、今まで原動機付き自転車を扱わなかったようなお店でも、電動バイクが販売されるようになりました。しかし実際に購入するとなると、その使い勝手やクオリティが気になるところ。皆さんもそう思うでしょう? そこで当編集部では、今春発売する電動バイクを一台購入し長期連載をすることにしました。さてさて、最新の電動バイクの出来はいかに。
SPECIFICATION - TERRA MOTORS SEED ■全長×全幅×全高 = 1,800×660×1,060mm 価格(消費税込み) = 9万9,800円(専用充電器1万8,900円) | 見た目はフツーのスクーターだけど… |
電動バイクは前々から編集部に1台欲しかったんですよ。自転車ブームに乗って、自転車を購入しようかとも考えたのですが、スタッフのみんなもう「人力車」には戻れない体。燃料や維持費などの面で、コストパフォーマンスに優れたEVバイクを探していたのです。ところがいざ探し始めてみると、たくさん車種があり、どれにするか悩んでしまいました。色々と調べ候補に挙がったのは、この3車種。
●ヤマハ EC-03(25万2,000円)=電動バイク開発に長年取り組んでいるためクオリティが高い。
●TERRA MOTORS SEED(9万9,800円)=今春発売される新型電動バイク。
なんといっても、10万円を切る価格が魅力。
●Prozza ミレット(13万8,000円)=ペダルが付いているので、電力がなくなっても、こいで走ることができる。
どれも、メリットがわかりやすいのですが、せっかく誌面でテストすることや、お財布事情を考えたうえで、一番安くて面白くなりそうなテラモータースのシードに決定しました。詳しいインプレッションは次号で紹介するとして、今回は編集部にやって来たシードの説明をしましょう。
第一印象は一般的な原付スクーターと変わらないイメージ。電動バイク然としたモデルが多い中、とてもとっつきやすいと思います。ただし、車重が86kgと、ヤマハのEC-03と比べ30kg重いので、電力消費がやや心配です。メーカー発表のスペックによると、100Vの家庭用コンセントで充電、70%充電するのに2~3時間、7~9時間で100%ということ。1回の充電で、35~45kmほど走行ということ。実測値は次回にご紹介しましょう。
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