史上"最鏡"のメッキサビ取り剤「デカキング」が、その名の通り愛車に輝きを取り戻してくれた

  • 取材協力/メッキ工房NAKARAI  取材、写真、文/伊井覚  構成/バイクブロス・マガジンズ
  • 掲載日/2020年8月12日

バイクフリークの我々にとって、サビとの戦いは永遠に終わらない。特に日本は欧州などに比べ湿度が高く、海の近くではなくても油断するとサビてきてしまう。実は僕はひょんなことから入手したTOMOSを通勤の足として愛用しているのだが、入手した時からけっこうサビサビで、いつかリフレッシュさせてやりたいと思っていたところだったのだ。この度、メッキのプロ集団と言われるメッキ工房NAKARAIからリリースされている史上"最鏡"のサビ落とし剤「サビトリキング」のBIGサイズ、その名も「デカキング」が新発売されるということで、試させていただく機会を得た。

諦めていた頑固な赤サビにも効果アリ!

こうして見ると、一見キレイに見えるTOMOSだが、拡大してパーツ一つ一つをしっかり見ていくと、やはりサビが目立っているのがわかる。「デカキング」は金属素材のクロームメッキ加工された面のサビを除去し、キレイにしてくれるもの。実はこのメッキ、目に見えないサイズの無数の穴が空いており、そこから空気中の水分が入り込むことでサビの原因になる。

そのまま放っておくとどんどんとサビが広がってしまうし、強い研磨剤で磨いてしまうとせっかくのクロームメッキに傷がついたり剥がれてしまったりする。しかしこの「デカキング」なら、クロームメッキを剥がしたり変色させてしまうことなく、サビだけを除去してくれるというのだ。


メッキ工房NAKARAI
デカキング(サビトリキングデカ 260g)
¥2,980(税込)

左上からフロントフェンダー、ハンドルバー、フロントフォーク、ホイールとなっている。フロントフェンダーやハンドルバーは復活できるかもしれないが、ホイールに至っては重度な赤サビが浮いている……さすがにこれはもう手遅れだろうか……。

使い方はとってもカンタン!
コツは"たっぷり、優しく"

デカキングには専用のクロスが付属しているので、それにたっぷり出す。

サビが浮いている箇所を、液体が付着したクロスで優しく吹き上げていく。

取れたサビはクロスに付着するため、クロスの拭き取った場所で他のところを磨いてしまうと、メッキを傷つけてしまうことがあるので注意。

いかがだろうか!? とても無理と思っていたホイールのサビもちょっと作業しただけでもある程度キレイに落とすことができた。実は数ヶ月前にホームセンターで他のサビ取り剤を購入して試したのだが、落としきることができず、諦めていたのだ。しかしさすが「史上"最鏡"」と言われるのには理由があるのだ、と納得の仕上がり。間違えてはいけないのは、このデカキング、クロームメッキ上のサビを取ることはできるが、決して金属自体のサビを除去できているわけではない。しかし、見た目明らかにサビが目立たなくなったTOMOSに、僕はますます愛情を持つことができ、毎日の通勤がさらに楽しい時間になることは間違いないだろう。

さらにこの輝きを持続させるためにNAKARAIでは簡単にメッキコーティングができる「メッキング」も発売中。

「サビトリキング」「メッキング」の詳しい説明や施工例はこちら

もしもデカキングでもとれないサビがあったら、それはサビが深すぎるという結論になる。その場合は再メッキでしか再生不能。もちろんメッキ工房NAKARAIはメッキ屋なので再メッキもお手の物! LINEから簡単に再メッキの見積りができるので、試してみてはいかがだろうか?

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メッキ工房NAKARAI

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営業/10:00-18:00
定休/土日祝

バイク・オートバイ部品に”最鏡メッキ”を施します。クロームメッキのピカピカを永続的にお約束する「メッキング」、クロームメッキについたサビをイチコロでやっつける「サビトリキング」など最鏡ケミカルも取り扱い中。