掲載日:2011年05月18日 プロが造るカスタム
今の流れに逆らって、いかにカッコ良くできるかを追求したマジェスティ。ロングホイールベース化とチョップフェイスこそ装着済みだが、90年代のデザインをそのままにしたシンプルなルックスが新鮮に映る……。が、羊の皮を被ったオオカミ的カスタムが目白押し!
「出だしからトップまで、単車に負けたくない!!」。そんなオーナーの願いもあって、速さの限界に挑むことに。エンジンはノーマル・ボア&ストロークでも、ヘッドチューンを施し、駆動系の緻密なセッティングを行う。極めつけはFCRのダウンドラフトを、まさかの縦付け!? しかし、これには色々は理論があり、最適な吸入効率を確立していった結果の取り付け角度となっている。
実際走ってみると250ccのスクーターはおろか、500ccのTMAXさえも寄せ付けない加速とトルクの谷がなく速度が増すパワフルさは圧倒的。排気量アップ以外でここまで変わるものか? と思えるほどだ。
見てくれだけのドレスアップじゃなくて、走りできっちり魅せる。これも新たな表現方法として、決して外せないジャンルになるはずだ。
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