掲載日:2024年10月09日 プロが造るカスタム
取材協力/LOTAUS
取材・写真・文/ガスグラフィックス
ベース車両は、言わずと知れたビッグスクーター界の人気ベース車ナンバー1であるヤマハ・マジェスティCだ。エンジンをスズキ・スカイウェイブ(CJ43)用に交換したことで、4輪ホイール装着という定番カスタムを敢行。フロントホイールも、ワイズギアが正式に製品化していたインチアップホイールを装着することで、前後のホイールを大径化。これにより、ロングホイールベース加工を施したフレームとのバランスが保たれ、ビッグスクーターらしいロー&ロングのフォルムを生み出している。
この車両のポイントは、外装類に派手なペイントを施さず、エアロ装着のみでシンプルなルックスに抑えているところだ。ワンオフにて製作されたエキパイやマフラーなどの排気系パーツも、勇ましいカチアゲタイプながらも、絶妙な高さに留めた。そして、前後のホイールはメッキ化することで、足元を煌びやかに。さらに、オーストリッチ風の仕上げが施された高級感溢れるフラットシートで、さり気ないゴージャス感も演出するなど、派手さとシンプルさを絶妙にブレンドした雰囲気が、多くのファンに好かれるスタイルだ。
フロント、サイドなど各部にエアロが装着されている。ロングホイールベース化や前後ホイール変更、エンジン交換といった大掛かりなカスタムを施しながらも、ワインレッド単色の外装類のおかげで、シンプルなハードカスタム車に仕上がった。
リアホイールは14インチ、タイヤサイズは155/55と、サイズではなくバランス感にこだわった選択がポイント。カチアゲマフラーの長さや各部のメッキ感なども、派手ではないが存在感を主張する作りがなされている。
ロータスの大人気商品、417ハンドルに各部メッキ仕上げのパーツを装着。ショートは、ハンドル幅が417mm、高さ35mm、長さ290mm。専用穴あけ加工済みの、車種ごとの設定ありが嬉しい。
メーターはエースウェル製のマルチメーターに変更。視認性に優れた大型のアナログタコメーターと、見やすさに優れる液晶パネルの組み合わせは、ビッグスクーターユーザーにも大人気。
前後シート部が一体化されたフラットシート。表皮は、細かい隆起と柔らかみのある素材感が特徴のオーストリッチ風(ダチョウ革)を使用。ボタンはスワロフスキータイプで、ゴージャスな雰囲気が特徴。
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