掲載日:2019年08月07日 プロが造るカスタム
取材・写真・文/ガスグラフィックス
取材協力/ゴッティ
一般的なTMAXのチューニングスタイルとは大きく異なるスタイルが印象的なこちらの車両は、ビッグスクーター界でラグジュアリースタイルを提案し続ける大阪のGOTTYが手掛けた1台だ。
外装はもちろん、インナーまでも外装同色に施したことで、スポーティーとも異なる存在感を獲得。この大胆な色選びこそが、GOTTYの神髄なのだ。
チューニング内容は、足まわりのローダウン、マフラー、そしてフロントフェイスや各ライト類の変更といったシンプルなメニューに留めている。TMAX530のノーマルの素性であれば、街中ではこれでも充分な走りを披露してくれるし、対照的に、さらなるパワーアップ、走行性能の向上を求めるのであれば、パーツが豊富にラインナップされていることもTMAXの魅力である。
このTMAX530は、車両価格で60万円ほどからベース車両を見つけることが可能。この手頃な価格帯に気づいているTMAXファンも多いようなので、今後も530は増殖することが予想される。ストリート、峠、レース、ツーリングなど、様々な方向性を楽しむことができる車両だが、この新しいラグジュアリーというスタイルに挑戦してみるのはいかがだろうか。
TMAX530のシャープな顔つきを、いかつく表現したオリジナルフロントフェイス。スクリーンレスが、ノーマルの表情を大きく変貌させてくれる。
ライダー用のバックレストと特徴的な座面デザイン、そしてボディ外装と同色に彩られたパイピングが印象的。外装全体が派手なレッドなため、このシート部分のブラックが何気ないポイントになっている。
ヨシムラ製サイレンサーは、最近では珍しい大柄なデザインが特徴。他車種用を流用し、このラグジュアリースタイルに似合うようにフィッティングさせている。
リアテールとウインカーは、煌びやかなクリスタルレンズが採用されたLED仕様。味気ないノーマルの質感とは比較にならないスタイルが人気。
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